
プロミスでまとまった金額を借りたいと考えたときに、真っ先に気になるのが「毎月いくら返すのか」「利息はどれくらいかかるのか」という点ではないでしょうか。
30万円から50万円という金額は、生活費の補填や急な出費への対応で必要になることが多く、返済計画をしっかり立てておくことが欠かせません。
プロミスで計画的な借入を行うために、金利や返済についてはしっかりと知っておきましょう。
プロミスの金利と返済方式の基本条件

プロミスでお金を借りる前に、金利と返済の仕組みを理解しておくと計画が立てやすくなります。
返済額がどう決まるのか、利息がどのように計算されるのかを把握しておきましょう。
適用される金利は実質年率18.0%が一般的
プロミスの金利は実質年率2.5%~18.0%の範囲で設定されていますが、初回契約時には上限金利である18.0%が適用されることが大半です。
適用される利率は借入限度額や利用実績によって変動するものの、30万円から50万円程度の借入では18.0%と考えておくのが現実的でしょう。
下限の実質年率2.5%で借りられると考えてしまうと、実際の適用利率との差が大きくなり、返済計画に狂いが生じることがあります。
残高スライド元利定額返済方式とは
プロミスの返済方式は「残高スライド元利定額返済方式」と呼ばれる仕組みで、最終借入後の借入残高に応じて毎月の最低返済額が決まります。
毎月のご返済金額は、最終お借入後の借入残高に応じて変動する「残高スライド元利定額返済方式」です。
ご返済金額|プロミス
計算式は借入残高の区分によって異なり、以下のように設定されています。
| 借入残高 | 計算式 |
|---|---|
| 30万円以下 | 借入残高×3.61% |
| 30万円超~100万円以下 | 借入残高×2.53% |
| 100万円超 | 借入残高×1.99% |
計算結果は1,000円未満を切り上げた金額が最低返済額になります。
例えば、借入残高が30万円の場合は「30万円×3.61%=10,830円」となり、切り上げで11,000円が毎月の最低返済額です。
一方で35万円の場合は「35万円×2.53%=8,855円」となり、切り上げで9,000円となります。
30万円を超えると計算式が変わるため、35万円の方が30万円より最低返済額が少なくなるという逆転現象が起こります。
返済期間が延びることになるため、最終的な利息総額が大きくなってしまう点に注意が必要です。
30日間無利息サービスの適用条件
プロミスを初めて利用する場合は、メールアドレス登録とWeb明細利用の条件を満たすと、初回借入日の翌日から30日間は利息が発生しません。
この期間内に返済した分については利息が0円になるため、短期間での返済を予定している場合は大きなメリットになります。
無利息期間は契約日ではなく借入日の翌日から起算される点も特徴です。
アコムやアイフルでも最大30日間の無利息サービスがありますが、プロミスとは異なり、契約翌日から無利息期間が始まります。
ただし、30日を過ぎると通常の金利が適用されるため、30日間の無利息サービスの期間だけで完済できない場合は返済計画をしっかり立てておく必要があります。
借入金額別の最低返済額と返済回数

実際に30万円から50万円を借りた場合は、毎月いくら返済することになるのでしょうか。
最低返済額で返済を続けた場合の返済回数と合わせて確認していきます。
30万円・35万円・40万円・45万円・50万円の最低返済額
各借入金額における最低返済額は以下の通りです。
| 借入金額 | 最低返済額 | 返済回数(最低返済額の場合) |
|---|---|---|
| 30万円 | 11,000円 | 36回 |
| 35万円 | 9,000円 | 59回 |
| 40万円 | 11,000円 | 53回 |
| 45万円 | 12,000円 | 56回 |
| 50万円 | 13,000円 | 58回 |
最低返済額で返済を続けると、返済期間が3年から5年近くかかることがわかります。
特に35万円は計算式の違いにより返済額が9,000円と少なくなる分、返済期間が約5年と最も長くなります。
返済期間と返済総額の関係
最低返済額だけを見ると月々の負担は軽く見えますが、返済期間が長くなればその分利息が積み重なり、返済総額は大きく膨らみます。
返済回数を見ると、30万円以外はいずれも4年以上かかる計算です。
毎月決まった金額を返済し続けることになるため、長期的な収支計画が求められます。
- 30万円を最低返済額11,000円で返済:36回(3年)
- 40万円を最低返済額11,000円で返済:53回(4年5か月)
- 50万円を最低返済額13,000円で返済:58回(4年10か月)
同じ11,000円の返済額でも、借入金額が30万円と40万円では返済回数が17回も違います。
これは利息の計算が元金に対して行われるためで、元金が多いほど利息も増える仕組みによる影響です。
借入金額別の利息総額シミュレーション

返済額だけでなく、実際にいくら利息を支払うことになるのかも重要なポイントです。
ここでは実質年率18.0%を前提に、各金額の利息総額を見ていきます。
30万円・35万円・40万円の利息総額
30万円・35万円・40万円を借りた場合、最低返済額で返済を続けると以下のような利息が発生します。
| 借入金額 | 毎月の返済額 | 返済総額 | 利息総額 |
|---|---|---|---|
| 30万円 | 11,000円 | 約387,000円 | 約87,000円 |
| 35万円 | 9,000円 | 約525,000円 | 約175,000円 |
| 40万円 | 11,000円 | 約579,000円 | 約179,000円 |
30万円を借りた場合は、利息は約87,000円です。
一方で35万円の場合は、返済期間が長くなることで利息総額が約175,000円に跳ね上がります。
借入金額が5万円増えただけで利息が約9万円も増えるのは、返済期間の長さが原因です。
最低返済額が少ないことは月々の返済負担が軽くなるメリットがある半面、利息総額が膨れ上がるデメリットがあります。
45万円・50万円の利息総額
45万円と50万円を借りた場合の利息は以下の通りです。
| 借入金額 | 毎月の返済額 | 返済総額 | 利息総額 |
|---|---|---|---|
| 45万円 | 12,000円 | 約661,000円 | 約211,000円 |
| 50万円 | 13,000円 | 約745,000円 | 約245,000円 |
50万円を借りると、利息だけで約23万円を支払うことになります。
借入金額の約47%に相当する利息を負担する計算です。
最低返済額で返済を続けると、元金がなかなか減らず利息ばかりが積み上がっていくため、返済総額が想像以上に膨らみます。
返済期間を短縮すると利息はどう変わるか
返済期間を短くすれば利息を大幅に減らせます。
たとえば30万円を最低返済額の11,000円ではなく、毎月20,000円返済した場合を見てみましょう。
- 毎月11,000円返済:返済回数36回、利息約87,000円
- 毎月20,000円返済:返済回数18回、利息約42,000円
毎月の返済額を約2倍にすると、返済期間は約半分になり、利息も約45,000円減ります。
同様に50万円を毎月30,000円返済すれば、返済回数は20回まで短縮され、利息総額は約78,000円まで抑えられます。
無理のない範囲で返済額を増やすことが、利息を減らす最も効果的な方法です。
具体的なシミュレーションは、以下の返済シミュレーターでも確認できます。
借入条件を入力して、返済計画をシミュレーションできます
| 回数 | 返済額 | 元金 | 利息 | 残高 |
|---|
| 回数 | 返済額 | 元金 | 利息 | 残高 |
|---|
返済額を増やして利息を抑える方法

最低返済額だけで返済を続けると利息負担が大きくなるため、可能であれば繰り上げ返済や毎月の返済額を増やすことを検討しましょう。
プロミスでは繰り上げ返済ができるようになっているので、活用すべきです。
繰り上げ返済はいつでも可能
プロミスでは事前の連絡や手続きなしで、いつでも繰り上げ返済ができます。
返済方法は以下の通りです。
- インターネット返済(24時間対応・手数料無料)
- プロミスATM(手数料無料)
- 三井住友銀行ATM(手数料無料)
- 提携ATM(手数料110円~220円)
- 銀行振込(振込手数料は利用者負担)
繰り上げ返済した金額は全額が元金の返済に充てられるため、利息を効率よく減らせます。
給料日やボーナス時など、余裕がある月に少しずつでも多めに返済しておくと、完済までの期間を大幅に短縮できます。
一括返済で利息を最小限に抑える
まとまった資金が用意できた場合は、一括返済も検討する価値があります。
一括返済をすればそれ以降の利息は一切発生しなくなるため、返済総額を最も抑えられる方法です。
プロミスの会員ページやアプリから「全額返済」を選択すれば、当日までの利息を含めた正確な返済額が表示されます。
| 返済方法 | 手数料 | 対応時間 |
|---|---|---|
| インターネット返済 | 無料 | 24時間 |
| プロミスATM | 無料 | 7:00~24:00(店舗により異なる) |
| 三井住友銀行ATM | 無料 | 店舗により異なる |
| 提携ATM | 110円~220円 | ATMにより異なる |
手数料のかからないインターネット返済やプロミスATMを活用すれば、無駄なコストをかけずに返済できます。
コンビニなどの提携ATMでの返済は便利ですが、利用金額によって手数料がかかるので注意が必要です。
口座振替とATM返済の使い分け
毎月の返済を確実にするなら口座振替が便利ですが、繰り上げ返済を併用したい場合はATMやインターネット返済を組み合わせると便利に対応できます。
口座振替は最低返済額が自動で引き落とされるため、返済忘れを防げる一方で、自由に返済額が増やせるわけではありません。
返済額を増やしたい月は、提携ATMやインターネット返済から追加返済する形が現実的です。
通常の口座振替の返済に加えて提携ATMやインターネット返済で、追加の返済が行えます。
プロミスは借入残高ごとの毎月の返済額が少なく設定されていますが、最低返済額だけだと利息が膨れ上がります。
30万円から50万円のまとまった金額を借りると利息も大きくなりがちなので、計画的に返済をして、利息を抑えて全額返済できるようにしておきましょう。
プロミスで30万円から50万円を借りるときによくある質問
Q1. プロミスの最低返済額は途中で変更されますか?
Q2. 返済が遅れた場合はどうなりますか?
Q3. 毎月の返済額を最低返済額より少なくすることはできますか?
- 実質年率 2.5%~18.0%
- 限度額 1~800万円
- 審査時間 最短3分
- 融資時間 最短3分
| 実質年率 | 2.5%~18.0% |
|---|---|
| 限度額 | 1~800万円 |
| 審査時間 | 最短3分 |
| 融資時間 | 最短3分 |
- 実質年率 3.0%~18.0%
- 限度額 1~800万円
- 審査時間 最短18分
- 融資時間 最短18分
| 実質年率 | 3.0%~18.0% |
|---|---|
| 限度額 | 1~800万円 |
| 審査時間 | 最短18分 |
| 融資時間 | 最短18分 |
- 実質年率 3.0%~18.0%
- 限度額 1~800万円
- 審査時間 最短15分
- 融資時間 最短15分
| 実質年率 | 3.0%~18.0% |
|---|---|
| 限度額 | 1~800万円 |
| 審査時間 | 最短15分 |
| 融資時間 | 最短15分 |