
プロミスの返済額は借入残高によって変動する仕組みになっており、15万円や20万円を借りたときの毎月の返済額はそれぞれ変わります。
具体的には、15万円借入時は毎月の返済額が6,000円、20万円借入時は毎月の返済額は8,000円となっています。
この返済額は毎月の最低返済額となるため、返済額を多くして返済期間を短縮することもできます。
プロミスで15万円や20万円を借りたときの返済額の仕組みや利息計算の仕方、計画的に借りるための方法について知っておきましょう。
プロミスの返済額の決まり方

プロミスでは「残高スライド元利定額返済方式」という仕組みで毎月の返済額が決定されます。
※ 参考:ご返済金額|プロミス公式サイト
この方式は借入残高に応じて最低返済額が段階的に変動するため、返済が進むにつれて毎月の負担額も変化していく特徴があります。
残高スライド元利定額返済方式とは
残高スライド元利定額返済方式は、最後に借入した時点での残高を基準に、毎月の最低返済額が自動的に設定される返済方法です。
返済を続けて残高が減ると、次の借入時にはその時点の残高に応じた新しい最低返済額が適用されます。
この方式により、借入残高が多い時期は返済額が高く、残高が減るにつれて返済額も少なくなっていくため、返済負担を調整しやすくなっています。
借入残高が増えると返済額が上がってしまうため、追加での借入時には返済額の確認が必要です。
最低返済額の計算方法
プロミスの最低返済額は、借入残高によって計算方法が異なります。
- 借入残高が30万円以下:借入後残高×3.61%
- 借入残高が30万円超100万円以下:借入後残高×2.53%
- 借入残高が100万円超:借入後残高×1.99%
どの場合も1,000円未満は切り上げとなるため、実際の返済額は計算結果より若干多くなる点に注意が必要です。
借入残高が30万円以下の場合の具体例
借入残高が30万円以下の場合は、最低返済額は「借入残高×3.61%」で算出されます。
例えば15万円を借りた場合であれば150,000円×3.61%=5,415円となり、1,000円未満を切り上げて毎月6,000円が最低返済額になります。
同様に20万円を借りた場合は、200,000円×3.61%=7,220円で、切り上げにより8,000円が最低返済額です。
借入残高が30万円超の場合の具体例
借入残高が30万円を超える場合は、計算式が「借入残高×2.53%」に変わります。
50万円を借りた場合であれば、500,000円×2.53%=12,650円となり、切り上げで13,000円が最低返済額となります。
借入残高が100万円超の場合は「借入残高×1.99%」に変わるため、150万円を借りた場合であれば1,500,000円×1.99%=29,850円となり、切り上げで30,000円が最低返済額となります。
| 借入残高 | 計算式 | 計算結果 | 最低返済額(切り上げ後) |
|---|---|---|---|
| 5万円 | 50,000円×3.61% | 1,805円 | 2,000円 |
| 10万円 | 100,000円×3.61% | 3,610円 | 4,000円 |
| 15万円 | 150,000円×3.61% | 5,415円 | 6,000円 |
| 20万円 | 200,000円×3.61% | 7,220円 | 8,000円 |
| 30万円 | 300,000円×3.61% | 10,830円 | 11,000円 |
| 40万円 | 400,000円×2.53% | 10,120円 | 11,000円 |
| 50万円 | 500,000円×2.53% | 12,650円 | 13,000円 |
最低返済額はあくまで最低限の金額であり、これ以上の金額であれば自由に返済額を設定できます。
返済額を多めに設定すれば返済期間が短くなり、結果として支払う利息も少なく抑えられるため、余裕がある月は積極的に多めの返済を心がけると良いでしょう。
プロミスで15万円借りた場合の返済シミュレーション

15万円をプロミスで借りた場合は、返済期間の設定によって毎月の返済額と総支払利息が大きく変動します。
金利は実質年率18.0%が適用されることが一般的で、返済期間を短く設定すれば利息負担は軽減されますが、毎月の返済額は増加します。
自身の収支バランスを考慮しながら、最適な返済計画を立てることが重要です。
6か月で返済する場合
プロミスで15万円を借りて6か月で完済する場合は、毎月の返済額は約26,000円になります。
返済総額は約157,800円で、利息は約7,800円です。
半年という短期間で完済できるため、利息負担を大幅に抑えられるメリットがあります。
ただし毎月の返済額が高額になるため、安定した収入がある方に適した返済プランと言えるでしょう。
12か月で返済する場合
プロミスで15万円を借りて12か月で完済する場合は、毎月の返済額は約14,000円です。
返済総額は約162,000円となり、利息は約14,000円になります。
6か月返済と比べると毎月の負担は半分程度に抑えられますが、利息は約4,200円増加します。
返済を長期化させずに月々の支払いも無理のない金額の抑えた、現実的な返済プランとなっています。
最低返済額で返済する場合
最低返済額の6,000円で返済を続けた場合は、完済までに約32か月かかり、返済総額は約189,000円になります。
利息総額は約39,000円にも達するため、12か月返済と比較すると利息だけで約25,000円も多く支払うことになります。
毎月の負担は軽いものの、長期化によって利息負担が大きく膨らむ点は理解しておく必要があります。
| 返済期間 | 毎月の返済額 | 返済総額 | 利息総額 |
|---|---|---|---|
| 6か月 | 約26,000円 | 約157,800円 | 約7,800円 |
| 12か月 | 約14,000円 | 約164,000円 | 約14,000円 |
| 18か月 | 約9,300円 | 約167,400円 | 約17,400円 |
| 24か月 | 約7,300円 | 約171,000円 | 約21,000円 |
| 32か月 | 約6,000円 | 約189,000円 | 約39,000円 |
返済期間を6か月から32か月に延ばすと、利息だけで約31,000円も差が生まれます。
お金に余裕がある月は繰り上げ返済を活用し、できるだけ早期完済を目指すことで利息負担を軽減できるでしょう。
プロミスで20万円借りた場合の返済シミュレーション

20万円を借りた場合は、15万円の借入と比べて利息負担はどの程度増えるのでしょうか。
借入額が5万円増えることで最低返済額も上がり、返済期間や利息総額にも影響が出てきます。
ここでは具体的な数値をもとに、20万円借入時の返済シミュレーションを確認していきます。
6か月で返済する場合
プロミスで20万円を借りて6か月で完済する場合は、毎月の返済額は約35,000円になります。
返済総額は約210,000円となり、利息は約10,000円です。
短期間で完済することで利息負担を最小限にできるため、収入に余裕がある方には最適なプランといえます。
20万円の借入でも利息が1万円ほどで済む点は大きなメリットです。
12か月で返済する場合
プロミスで20万円を借りて12か月で完済する場合は、毎月の返済額は約18,000円になります。
返済総額は約219,000円で、利息は約19,000円です。
1年間で完済できるバランスの取れたプランで、毎月の返済額も無理のない範囲に収まります。
6か月で完済する場合と比べて返済額に余裕が持てますが、利息の増加は4,000円ほどでバランスが良いです。
最低返済額で返済する場合
最低返済額の8,000円で返済を続けた場合は、完済までに約32か月必要となり、返済総額は約251,000円に達します。
利息総額は約51,000円にもなるため、12か月返済と比較すると利息だけで約32,000円も多く支払うことになります。
毎月の負担は軽いものの、長期化による利息増加のデメリットは非常に大きいといえるでしょう。
| 返済期間 | 毎月の返済額 | 返済総額 | 利息総額 |
|---|---|---|---|
| 6か月 | 約35,000円 | 約210,000円 | 約10,000円 |
| 12か月 | 約18,000円 | 約219,000円 | 約19,000円 |
| 18か月 | 約12,000円 | 約229,000円 | 約29,000円 |
| 24か月 | 約10,000円 | 約239,000円 | 約39,000円 |
| 32か月 | 約8,000円 | 約252,000円 | 約52,000円 |
返済期間を長くすれば毎月の返済額は抑えられますが、最終的な返済総額や利息総額は増えてしまいます。
毎月の返済には余裕を持ちながら、お金が余る月には多めに返済をして積極的に残高を減らしたほうが良いでしょう。
プロミスは返済金額の増額は自由に行えます。事前の連絡や手続きも不要で、繰り上げ返済手数料が取られることもありません。
返済計画に合わせてシミュレーションをする
以下の「カードローン返済シミュレーター」で、借入額と金利からより詳しい返済のシミュレーションが行えます。
毎月返済額を指定すると返済期間や総返済額が確認でき、返済回数を指定すると毎月の返済額が確認できます。
計画的にカードローンを利用するために、借入前にしっかりとシミュレーションをしておきましょう。
借入条件を入力して、返済計画をシミュレーションできます
| 回数 | 返済額 | 元金 | 利息 | 残高 |
|---|
| 回数 | 返済額 | 元金 | 利息 | 残高 |
|---|
15万円と20万円の返済額と利息の比較

15万円と20万円では借入額に5万円の差がありますが、返済額や利息にも差が生じます。
同じ返済期間で比較することで、借入額の増加が毎月の負担や総支払利息にどう影響するかが明確になるでしょう。
返済期間が同じ場合の返済額と利息の違い
同じ返済期間で15万円と20万円を比較すると、借入額が約1.3倍になることで利息負担も比例して増加します。
例えば12か月返済する場合は、15万円借入では利息が約14,000円ですが、20万円借入では約19,000円となり、約5,000円の差が生まれます。
借入額が5万円増えただけでも利息負担は無視できない金額になるため、必要最小限の借入を心がけることが重要です。
| 返済期間 | 借入額 | 毎月の返済額 | 返済総額 | 利息総額 |
|---|---|---|---|---|
| 6か月 | 15万円 | 約26,000円 | 約157,800円 | 約7,800円 |
| 20万円 | 約35,000円 | 約210,000円 | 約10,000円 | |
| 12か月 | 15万円 | 約14,000円 | 約164,000円 | 約14,000円 |
| 20万円 | 約18,000円 | 約219,000円 | 約19,000円 | |
| 24か月 | 15万円 | 約7,300円 | 約171,000円 | 約21,000円 |
| 20万円 | 約10,000円 | 約239,000円 | 約39,000円 |
毎月の返済額の違い
毎月の返済額は借入額に応じて増加しますが、返済期間を長く設定すればその差は小さくなります。
12か月返済の場合は、15万円借入時では約14,000円、20万円借入時では約18,000円となり、月々の差は約4,000円です。
一方、24か月返済では15万円借入時が約7,300円、20万円借入時が約10,000円となり、差は約2,700円まで縮まります。
返済期間を延ばすことで月々の負担差は小さくなりますが、その分だけ利息総額は増加する仕組みです。
- 短期返済:借入額の差がそのまま毎月の返済額に反映され、差額が大きくなる
- 長期返済:返済期間が長いほど月々の差額は小さくなるが、利息負担は増加
- 最低返済額:15万円は6,000円、20万円は8,000円で、差は2,000円のみ
総支払利息の違い
総支払利息は返済期間が同じであれば、借入額が多いほど高くなります。
12か月返済の場合の利息総額は、15万円借入時の利息は約14,000円、20万円借入時は約19,000円で、差額は約5,000円です。
最低返済額で返済した場合は、15万円の利息は約39,000円、20万円は約52,000円となり、差額は約13,000円まで拡大します。
また、借入額が大きくなると毎月の返済額や総支払額が大きくなるので、借入が必要な分だけに留めておくことが重要です。
プロミスの利息を抑える方法

プロミスで借入した際に、できるだけ利息負担を軽くしたいと考えるのは当然です。
利息を抑えるにはいくつかの効果的な方法があり、これらを組み合わせることで総返済額を大幅に削減できます。
計画的な返済を心がけることで、無駄な出費を避けられるでしょう。
30日間無利息サービスの活用
プロミスには初回借入日の翌日から30日間、利息が一切発生しない無利息サービスがあります。
このサービスを利用するには、「プロミスを初めて利用すること」、「メールアドレスを登録すること」、「Web明細の利用登録をすること」の3つの条件を満たす必要があります。
※ 参考:30日間無利息サービス|プロミス公式サイト
無利息期間中に返済した金額はすべて元金に充当されるため、この期間にできるだけ多く返済すれば、その後発生する利息を大きく削減できます。
無利息サービスの主なメリットは以下の通りです。
- 30日以内の完済:期間内に全額返済すれば利息はゼロ円
- 元金の早期削減:無利息期間中の返済はすべて元金に充当される
- 借入翌日からカウント:契約日ではなく借入日の翌日起点なので計画的に使える
- 追加借入も対象:無利息期間中の追加借入にも利息は発生しない
例えば15万円を借りて無利息期間中に5万円返済できれば、利息が発生するのは残りの10万円に対してのみとなります。
短期返済を予定している方や、まとまった収入が見込める方には特に有効なサービスです。
繰り上げ返済で返済期間を短縮
繰り上げ返済とは、毎月の約定返済とは別に任意のタイミングで追加返済を行う方法です。
繰り上げ返済した金額はすべて元金の返済に充てられるため、元金が早く減り、その分だけ利息も少なくなります。
ボーナスや臨時収入があった際に活用すれば、効率的に総返済額を削減できるでしょう。
繰り上げ返済の具体例
例えば20万円を借りて毎月8,000円の最低返済額で返済する場合と、毎月に1,000円だけ返済金額を増額して9,000円で返済した場合を比較すると、利息に大きな差が生まれます。
返済金額は少しでも上乗せすることで、以下のように利息や返済総額葉大きく変わってくるのです。
| 毎月の返済額 | 返済期間 | 返済総額 | 利息総額 |
|---|---|---|---|
| 8,000円 | 32か月 | 約252,000円 | 約52,000円 |
| 9,000円 | 28か月 | 約244,000円 | 約44,000円 |
| 10,000円 | 24か月 | 約238,000円 | 約38,000円 |
| 12,000円 | 20か月 | 約231,000円 | 約31,000円 |
| 15,000円 | 15か月 | 約224,000円 | 約24,000円 |
繰り上げ返済は毎月継続して行わなければならないものではありません。
お金に余裕があるときのみ行えば良いので、お金が余った月に積極的に返済するだけでも偏差総額は大きく変わります。
返済額をコントロールして計画的に借りる
プロミスは借入残高ごとの返済額が決められているため、負担を軽くして返済できるのが魅力です。
しかし、最低返済額だけの返済だと完済までにかかる期間が長くなり、利息総額も増えてしまうデメリットがあります。
返済を長期化させず、利息も抑えるためにも、繰り上げ返済を活用して返済額をコントロールし、計画的に借りるようにしましょう。
プロミスで15万円や20万円を借りるときによくある質問
Q1. 15万円や20万円よりも大きな金額は借りられますか?
Q2. 借入後の返済はいつまでに行えばいいですか?
Q3. 15万円や20万円を借りた場合に無利息サービスで得する利息はいくらですか?
- 実質年率 2.5%~18.0%
- 限度額 1~800万円
- 審査時間 最短3分
- 融資時間 最短3分
| 実質年率 | 2.5%~18.0% |
|---|---|
| 限度額 | 1~800万円 |
| 審査時間 | 最短3分 |
| 融資時間 | 最短3分 |
- 実質年率 3.0%~18.0%
- 限度額 1~800万円
- 審査時間 最短18分
- 融資時間 最短18分
| 実質年率 | 3.0%~18.0% |
|---|---|
| 限度額 | 1~800万円 |
| 審査時間 | 最短18分 |
| 融資時間 | 最短18分 |
- 実質年率 3.0%~18.0%
- 限度額 1~800万円
- 審査時間 最短15分
- 融資時間 最短15分
| 実質年率 | 3.0%~18.0% |
|---|---|
| 限度額 | 1~800万円 |
| 審査時間 | 最短15分 |
| 融資時間 | 最短15分 |