プロミスはアコムと並ぶ消費者金融最大手の一角です。
利用において安全かと言えば当然ながら安全で、金利にしても返済で何かあったときにしても安全です。
業界内でどうなっているかなどは知ることではないですが、最近では悪い噂なども特に聞いたことはない気がします。
古い話であれば別ですが、今とは体質も違う頃のプロミスのことを持ち出してもさすがに意味がないでしょう。
3行で分かるこの記事の内容
- プロミスは実質年率も安心
- プロミスで借りるとやばくなる状況
- 最もやばいのは無計画に使う人
グレーゾーン金利がなくなった安全なカードローン
今の消費者金融のカードローンはグレーゾーン金利がなくなり、貸金業法も改正されたことで安全なサービスになっています。
一昔前のグレーゾーン金利全盛期はとてもじゃないけど安全なサービスとは言えなかったものですが、その当時から比べると今のカードローンは安全です。
プロミスにおいても金利は実質年率4.5%~17.8%となり、グレーゾーン金利時代に適用していた25.5%と比べると上限でもだいぶ下がりました。
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プロミスの年率は4.5%~17.8%でも適用されるのは上限となる場合が多い
プロミスで適用される実質年率は4.5%~17.8%となっており、審査によってどの年率での借り入れとなるかが決まります。 審査の結果が良ければ年率も低く借りられる可能性がありますが、実際にはプロミスで借 ...
それでも目的ローンと比べると金利が高いことには変わりはありませんが。
安全だからといって無計画に使っても良いわけではない
ここでいう「安全」とは、法律がしっかりと守られているかという点で安全かどうかで書いています。
何もカードローン自体が安全だからみんなどんどん使いましょう!という話ではありません。
いくら金利の上限がしっかりと守られるようになったからといっても、借金であることには変わりはないので返済時には利息の支払いが生じます。
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カードローンの利息は高い?どれぐらいの利息になるのか借りる前に計算をしてみる
カードローンの利息ははっきり言って高いです。 住宅ローンなどと比べるまでもなく高く、借りすぎてしまえば利息負担によって返済が苦しくなるのは目に見えています。 しっかりと考えて使わないと、カードローンの ...
無駄遣いで借りまくってしまえば利息負担が膨らみ、次第に返済が苦しくなって返せなくなるということも起こり得ます。
そうならないためにも、いくらプロミスなどのカードローンが安全だからといっても「ご利用は計画的に」なのです。
いくら安全でも返済に遅れれば取り立ては受ける
安全なら返済に遅れても大丈夫、そんなわけはありません。
期日を過ぎれば当然ながら催促や督促は受けることになり、遅れた日数に応じて遅延損害金も発生します。
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カードローンの延滞利息はとにかく高いので返済はしっかりと行うように
カードローンの返済は毎月の決められた返済期日に入金を行います。 期日通りに入金をしていれば何ら問題はありませんが、期日から過ぎてしまうと延滞利息として通常の利息よりも高い金額を追加で支払わなければなり ...
また、返済に遅れれば信用情報にも傷が付き、長期の遅れとなれば「ブラック」と呼ばれるような状態にもなってしまいます。
今のカードローンは安全だから、プロミスは安全だからといって雑な使い方をしてもいいというわけではありません。
プロミスで借りるとやばい面もある
先に書いておきますが、これはプロミスだけに限らず、消費者金融のカードローン全般に言えることです。
カードローンは利用をすると信用情報機関に以下の情報が記録されます。
- 申し込みや契約に関する情報
- 借り入れに関する情報
- 返済履歴や入金状況に関する情報
これらは正常な内容であれば、普段の生活においては特には問題はありません。
ただ、住宅ローンを利用しようとしているときに、プロミスなどの消費者金融のカードローンの契約があると面倒だったり厄介だったりです。
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カードローンの延滞は住宅ローンの審査に落ちてしまう原因になる
カードローンの返済を延滞してしまうと、住宅ローンの審査に通らなくなってしまったり、審査で不利になってしまうこともあります。 一度でも延滞をしたら住宅ローンの審査に通らないというわけではありませんが、住 ...
カードローン契約は住宅ローン審査で大きなマイナスになる
プロミスなどのカードローンを利用してやばいとなるのが、住宅ローンの審査を受けるときです。
住宅ローンは借りる金額の大きさから、どうしても審査が厳しくなります。
そこに数万円や数十万円の枠の消費者金融の契約があれば、審査落ちとなることが多くなります。
それでも対処法がないわけではありません。
- 審査を受ける前に完済して解約する
- すぐに完済できないなら借り換える
このどちらかで乗り越えられる可能性があります。
番号を付けたのは1番のほうが良いのは言うまでもないためです。
正常に完済して解約をすればやばくない
プロミスを利用している最中の住宅ローン審査は不利になりますが、プロミスを解約した後であれば、そこまで大きく不利にならないことも多いです。
もちろんトラブルなく正常にプロミスに返済をして完済をし、解約をした場合に限ります。
ただ、ここで注意をしておきたいのが、プロミスの契約は完済=解約とはならないという点です。
完済をしたから契約もなくなってきれいさっぱり、なんて思っていると、契約が残っていて住宅ローンの事前審査で弾かれるということもあります。
これを避けるためは、
プロミスの借り入れをトラブルなく完済
↓
コールセンターに連絡をして解約を依頼
↓
解約手続きと完済証明書を送ってもらう
です。
しっかりと完済をして解約をして、それを証明する書類も送ってもらえば、住宅ローン審査を受ける際に「プロミスの借り入れはもうないですよ」となるわけです。
すぐ完済できないなら借り換えてみる
完済はしたいけどなかなかすぐにお金が用意できなくて難しい、でも住宅ローンの審査には通したい。
こんな贅沢というかわがままな要望があれば、住宅ローンを借りる銀行に借り換えてしまうというのも手です。
カードローンの借り入れがあると住宅ローンの審査で返済比率、返済負担率という部分で不利になります。
年収に占める住宅ローンの年間返済額の割合を「返済負担率」といいます。
一般的には、「返済負担率」は35%以内がめやすとされています。
が、同じ銀行で借りるならまだマシというか、銀行側も何とか住宅ローンの融資をしようとあれこれ策を練ってくれます。
カードローン利用で金利が下がることも
銀行によっては自行でのカードローン利用があると、住宅ローンの金利引き下げを行っているところもあります。
これは時期によってキャンペーンでの適用だったりするので、古い間違った情報を出さないためにもここでは具体的な数字を挙げるのはやめておきます。
ざっくりとした例ですが、いくつもの銀行で
- カードローンの利用
- 給与振り込みの指定口座
- 公共料金の一定数以上の引き落とし
など、条件を満たすと基準金利から引き下げますよ!というキャンペーンや特典を設けている場合があります。
プロミスで借りながらの住宅ローン審査はやばいですが、カードローンの利用自体はやばいどころか、むしろプラスになることもあるのです。
ただしプラスにするためには住宅ローン契約後、カードローンをすぐに完済した場合です。
そのままダラダラと返済を続けて利息を払うと、せっかく引き下げてもらった金利分が台無しになります。
カードローンの利用だけならやばくもない
消費者金融最大手の一角のプロミス。
住宅ローン審査などを考えると残高があるのはやばいですが、カードローンの利用だけに限ればやばいこともありません。
金利は上限でも実質年率で17.8%、審査は最短30分、融資は最短1時間、そしてコールセンターの対応は品質の規格であるCOPC認証を、ノンバンク業界で初となる7年連続で取得するほどのクオリティです。
COPC認証はコンタクトセンターのサービス、クオリティ、コスト、顧客満足度、売上のパフォーマンスと運営管理手法について、優秀なベンチマークと比較し、基準を全てクリアした組織に与えられます
さらに言えば毎月の返済金額はプロミスなら5万円の借り入れで2,000円、10万円の借り入れで4,000円。
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プロミスの毎月返済額は借り入れ金額によって変動する
プロミスの毎月の返済額は、限度額によって固定がされているわけではありません。 借りている金額によって毎月返済額が決まっているので、返済額から借りる金額を考えることもできるようになっています。 単純に多 ...
これでやばい、安全なのか、プロミスは不安と感じるなら、もうカードローンの利用は諦めたほうがいいぐらいです。
銀行なら安全でしょ、やばくないでしょと思っても、銀行カードローンの審査を行っているのは保証会社となる消費者金融や、取り立てが厳しいとされる信販会社が多いです。
銀行ならやばいことはない、ということもないのです。
一番やばいのは無計画に使う利用者側
別にプロミスの肩を持つつもりはないのですが、プロミスをはじめとするカードローンで一番やばいのは、返済も考えずに借りてしまう利用者です。
無計画に借りていざ返済となると利息が高い、返済が重いとなり、次第に入金も疎かになってブラックになる…これはやばいです。
こうならないためにもプロミスで借りる際には返済をしっかりと考えて、無理のない範囲で利用をしなければなりません。
計画的に利用をすれば、誰にも知られずにすぐにお金を借りられるプロミスは便利なサービスともなるのです。
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お金は誰もが欲しいものですが、緊急でどうしてもお金が欲しい、現金が必要といった状況となると話は変わります。 何となく「お金がほしいな~」と感じるのとはワケが違うので、どうしてもお金が欲しいならお金を調 ...
一応最後に付け加えておくと、便利とは言っても利息は高く付くので早めに返すようにしましょう。