
ショッピングのリボ払いは、カードローン申込時の「他社借入」には通常含めません。
ただし、同じカードにキャッシングの残高がある場合は、それまで除いてよいわけではありません。
最初に会員アプリや利用明細で用途別の残高を分け、次に申込画面が何を合計するよう求めているかを読みます。
このページでは、カードローンへ申し込む際の入力を扱います。
住宅ローンなどの申込で聞かれる債務や返済負担の範囲を、そのまま同じものとして判断しないでください。
- 他社借入欄:対象となる借入の残高と件数を回答する
- 総量規制:貸金業者からの対象借入を基準に計算する
- 毎月の家計:対象外のショッピングリボも支払いに含める
ショッピングリボとキャッシングを明細で分ける

カードの返済方法が「リボ払い」というだけでは、他社借入へ加えるかは決まりません。
買物の代金を立て替えてもらった利用と、現金を借りた利用を分けるのが先です。
買物の立替か現金の借入かで判断する
ショッピングリボは、商品やサービスの代金をカードで支払った利用分です。
一方、キャッシングリボは、カードのキャッシング枠で現金を借り、その借入をリボ方式で返すものです。
| 確認した状況 | 入力・確認の考え方 |
|---|---|
| ショッピングリボ | 買物代金の立替。一般に他社借入に含めない |
| キャッシングリボ | 現金の借入。一般に他社借入に含める |
| 区分が分からない残高 | 明細のショッピング・キャッシング欄を確認。判別できなければカード会社へ照会 |
「ご利用残高」などの合計表示だけで判断せず、内訳を開きます。
買物をした店舗や利用内容の記録も確認し、リボ払いという名称だけで全額を足したり、全額を除いたりしないようにしましょう。
入力欄の注記と別の質問欄を確認する
一般的な扱いを把握したら、申し込む商品の入力欄の説明を優先します。
他社借入欄とは別に、ショッピング利用残高や月々の支払額を質問される場合は、その質問に合わせて回答します。
銀行の借入を含むか、今回申し込む会社の既存利用を含むかも、欄の対象指定で確かめてください。
「ショッピングを除く」と明示された欄から買物の残高を外すことと、質問された支払残高を隠すことは違います。
車代も返済中なら、車のローンを他社借入に含めるかの確認方法で、専用の自動車ローンと車購入に使ったカードローンを区別できます。
指定がなく判断できないときは、申込先の公式窓口へ「Aカードのショッピングリボが30万円、キャッシングが10万円ある場合、この欄にはどちらを含めますか」と、欄の文言と内訳を伝えます。
申告する残高と件数を具体例で確かめる

入力対象が分かったら、その対象の残高だけを合計します。
件数は借入先の数なのか契約数なのかを確認し、買物回数やカード枚数をそのまま当てはめないようにしましょう。
ショッピングだけの場合と併用する場合
| 確認した状況 | 入力・確認の考え方 |
|---|---|
| A社のショッピングリボ30万円だけ | ほかに対象借入がなければ0件・0円 |
| A社のショッピングリボ30万円+同社のキャッシング10万円 | キャッシングの1件・10万円。合計40万円にはしない |
| 上の利用に加えて、別の消費者金融B社で20万円借入 | A社とB社の2件・30万円。ショッピング30万円は加えない |
同じ会社のショッピングとキャッシングを使ったからといって、借入先を2社と数えるわけではありません。
ただし、同一会社の複数商品・複数契約や、残高0円の契約を数えるかは、その欄の説明に従います。
「借入先」「契約件数」「残高のある借入」など、何を聞かれているかまで確かめることが大切です。
限度額や今月の請求額を残高にしない
残高を聞く欄に入力するのは、これから使える限度額でも、今月引き落とされる金額でもありません。
| 確認した状況 | 入力・確認の考え方 |
|---|---|
| キャッシングの限度額50万円 | 利用できる上限の設定。現在の借入残高ではない |
| キャッシング残高10万円 | 残高を聞く欄で確認する数字 |
| 今月のキャッシング返済額5,000円 | 月々に支払う額。残高10万円の代わりにはしない |
| ショッピングを含む今月の請求額2万円 | 複数区分の支払いが合わさる場合がある。内訳を確認する |
返済や借入の直後は、確認した画面の更新日時と取引履歴も見ます。
反映状況が不明ならカード会社へ確認し、自分の計算だけで残高を増減させないでください。
申込画面が万円単位なら、端数の扱いも案内に合わせます。
送信済みなら元の申込先へ訂正を相談する
ショッピングを含めて送信した、またはキャッシングを除いてしまった場合は、元の申込先へ訂正方法を確認します。
受付番号、入力した金額・件数、正しい内訳、確認した日時を準備して伝えると、訂正箇所を説明できます。
送信後の連絡や結果通知後の進め方は、他社借入の金額・件数を間違えたときの訂正方法で詳しく確認できます。
再申込を訂正の代わりにせず、元の受付の案内に沿って進めましょう。
総量規制の計算と信用情報への記録は別に考える

ショッピングリボを申告額に入れるか、総量規制の対象になるか、審査で何を確認されるかは、それぞれ別の問題です。
一つの欄で対象外でも、ほかの判断まで対象外になるとは限りません。
ショッピングは総量規制の対象外
貸金業法の総量規制は、貸金業者からの借入残高が原則として年収の3分の1を超えないようにする規制です。
金融庁の貸金業法Q&Aでは、ショッピングは貸金業法の適用外とされ、クレジットカードのキャッシングは総量規制の対象とされています。
仮に年収300万円、ショッピングリボ30万円、貸金業者の対象となるキャッシング残高10万円で、ほかに対象借入がないとします。
年収の3分の1は100万円ですが、この例で対象残高として差し引くのはキャッシングの10万円です。
ショッピング30万円を足して40万円とは数えません。
原則的な上限100万円と対象残高10万円との差は90万円ですが、90万円を借りられるという意味ではありません。
借入の可否と限度額には個別の審査があり、法令上の上限と自分が返せる額も別です。
銀行のカードローンは貸金業法の総量規制の対象外ですが、申込欄で申告するかは前の章のとおり対象指定で判断します。
申告対象外でも審査と無関係ではない
ショッピングリボを他社借入欄に含めなくても、クレジットの契約や支払いの記録がなくなるわけではありません。
CICは、信用情報をクレジットやローンの契約内容・支払状況などの取引記録と説明しています。
審査は各社が独自の基準で総合的に判断するため、リボ残高だけで「この金額なら通る」「申告対象外だから影響しない」とは断定できません。
支払日の遅れや利用状況が気になる場合は、信用情報の内容と確認方法も参考にし、記録と審査結果を混同しないようにしましょう。
家計にはショッピングリボの支払額も含める

申告欄でショッピングリボを除く場合でも、毎月の収支にはその支払額を含めます。
現金の借入ではない買物代金も、指定日に口座から出ていく支払いだからです。
生活費と既存の支払額を先に差し引く
| 収支の項目 | 1か月の仮定額 |
|---|---|
| 月の手取り収入 | 20万円 |
| 家賃・食費・光熱費など | 16万円 |
| ショッピングリボの今月の支払額 | 1万5,000円 |
| 既存キャッシングの今月の返済額 | 5,000円 |
| ここまでを差し引いた額 | 2万円。臨時支出や新たな返済もここから考える |
ショッピングリボを家計からも外すと、この例では返済に回せる額を1万5,000円多く見積もってしまいます。
各カードの会員画面で支払額、残高、手数料、完了までの見込みを確かめ、生活費と合わせて考えましょう。
カード会社によって返済方式が異なるため、毎月の支払額だけで元金が同じ額ずつ減ると思い込まないことも大切です。
リボの支払い自体が難しいときは先に相談する
今あるリボの支払いを新しい借入で補う状態なら、先にカード会社の公式窓口へ支払予定日・不足額・入金できる見込みを相談します。
変更できる支払い方法や時期は契約と受付状況で異なるため、希望した変更が必ず認められるとは考えず、現在の請求の扱いも確かめてください。
返済の見通しが立たない場合は、金融庁の貸金業法Q&Aの返済に困った場合の案内から相談窓口を確認できます。
継続的な不足を新しい借入でつなぐことを前提にしないようにしましょう。
一時的な資金が必要で返済の見込みがある場合も、今あるリボの支払いを含めて、返済期間と総支払額を確認してから検討します。
リボ払いの申告でよくある質問
Q1. ショッピングリボだけなら他社借入は0円でよいですか?
Q2. 同じカードでショッピングとキャッシングを使ったら2件ですか?
Q3. ショッピングの分割払いも同じ扱いですか?
Q4. リボ残高がいくらなら審査に通りますか?
- 実質年率 2.5%~18.0%
- 限度額 1~800万円
- 審査時間 最短3分
- 融資時間 最短3分
| 実質年率 | 2.5%~18.0% |
|---|---|
| 限度額 | 1~800万円 |
| 審査時間 | 最短3分 |
| 融資時間 | 最短3分 |
- 実質年率 3.0%~18.0%
- 限度額 1~800万円
- 審査時間 最短9分
- 融資時間 最短9分
| 実質年率 | 3.0%~18.0% |
|---|---|
| 限度額 | 1~800万円 |
| 審査時間 | 最短9分 |
| 融資時間 | 最短9分 |
- 実質年率 3.0%~18.0%
- 限度額 1~800万円
- 審査時間 最短15分
- 融資時間 最短15分
| 実質年率 | 3.0%~18.0% |
|---|---|
| 限度額 | 1~800万円 |
| 審査時間 | 最短15分 |
| 融資時間 | 最短15分 |