何を見つけられるか
本ツールは「文字化け」という一つの表示にまとめず、原因を分けて表示します。元ファイルの文字コードが正しくない、不正なバイト列がある、保存先の文字コードで表現できない、見えないUnicode文字が含まれる、すでに誤変換されたらしい並びがある、といった違いを確認できます。
| 検査項目 | 例 | 表示する情報 |
|---|---|---|
| CP932非対応文字 | 絵文字・一部の記号 | 行、列、コードポイント、前後 |
| 似た形の記号 | — ― − - - | Unicode名と置換候補 |
| 不可視文字 | ゼロ幅スペース、NBSP | 見えるラベルに置き換えて表示 |
| 置換文字 | � U+FFFD | 元情報が失われた可能性 |
| 文字化け候補 | 縺薙l、é | 疑われる誤読パターン |
| 正規化差 | NFDとNFC | 最初に差が現れる位置 |
ファイル検査と貼り付け検査の違い
ファイルを選択した場合は元のバイト列を確認できるため、文字コードの推定、BOM、不正なUTF-8・CP932バイトの位置も調べられます。貼り付けた文章はブラウザ上ですでにUnicode文字列になっているため、元ファイルの文字コードや、変換前のバイト列までは判定できません。
文字化けした状態で上書き保存し、元の文字が?や�へ置き換わった場合、元の情報が残っていないことがあります。本ツールは問題位置を示しますが、推測だけで元の文字を確定しません。
文字コードと問題文字の解説
よくある質問
ファイルを選択しても外部へ送信されませんか?
ファイルの読み込み、検査、置換、修正版の生成はブラウザ内だけで行います。外部API、アップロード処理、サーバー保存は使用していません。
「—」は全角ハイフンですか?
「—」はU+2014 EM DASHです。全角ハイフンマイナス「-」はU+FF0D、水平線「―」はU+2015で、それぞれ異なる文字です。
Shift_JISと表示されていれば安全ですか?
Shift_JISという名称でCP932/Windows-31Jを指す場合があります。対応文字の範囲やUnicodeとの変換が完全に同じではないため、受け取り側の仕様確認が必要です。
修正版をCP932で保存できますか?
できます。ただしCP932で表現できない文字が一つでも残っている場合は保存を止め、先に置換するよう案内します。
WordやPDFも検査できますか?
本ツールはプレーンテキスト形式を対象としています。.docx、.xlsx、PDF、画像などはそのままでは検査できません。内容をテキストとして書き出してから使用してください。
仕様確認に使用した資料
- WHATWG Encoding Standard
- Unicode Standard Annex #15:Unicode Normalization Forms
- Unicode Standard Chapter 5:U+FFFD Substitution
- Unicode Standard Chapter 23:Special Areas and Format Characters
本ツールのCP932判定は、ブラウザのWHATWG Encoding準拠shift_jisデコーダーから作成した対応表を使用します。厳密なJIS規格や個別システム独自の外字・変換表を保証するものではありません。