AI生成文に含まれる不可視文字の確認
ブラウザ、PDF、文書ソフト、AIチャットから文章をコピーすると、目では見えないUnicode文字が含まれることがあります。多くは正当な組版用途を持ちますが、コード、設定ファイル、CMS、検索、文字数制限では原因の分かりにくい不具合につながります。
| コード | 名前 | 起こり得る影響 |
|---|---|---|
| U+200B | ZERO WIDTH SPACE | 検索不一致、識別子の分断 |
| U+00A0 | NO-BREAK SPACE | 通常スペースとの不一致、改行抑制 |
| U+202F | NARROW NO-BREAK SPACE | 見えない空白差、CP932非対応 |
| U+00AD | SOFT HYPHEN | 表示条件によりハイフンが出現 |
| U+FEFF | BOM/ZERO WIDTH NO-BREAK SPACE | 文字列途中では比較や解析に影響 |
| U+202A~U+202E | 書字方向制御 | 表示順と実際の文字順が異なる |
AIが原因とは限らない
不可視文字は、Webページの組版、外国語の書字方向、改行制御などに必要な場合があります。AIチャットの出力だけでなく、Webページ、Word、PDF、メールからのコピーでも混ざります。「AI生成だからすべて削除」ではなく、文字の種類と使用場所を確認します。
ソースコードで特に注意する文字
ゼロ幅文字や書字方向制御文字は、画面上のコードとコンパイラ・インタープリタが読む文字列を分かりにくくします。変数名、URL、JSONキー、コマンド、正規表現に含まれている場合は優先して確認してください。文章中のNBSPは正当でも、設定値のNBSPは通常スペースと別文字です。
削除してよいか
日本語の通常文章に偶然入ったU+200Bや、文字列途中のU+FEFFは削除候補になります。一方、絵文字のU+200Dは複数の絵文字を結合するために使用され、単純に削除すると表示が変わります。右から左へ書く言語では書字方向制御が必要な場合もあります。
位置と前後を見て判断する
本ツールでは不可視文字を⟦ZWSP⟧、⟦NBSP⟧などの見える表記に変え、行・列と前後の文章を表示します。
確認手順
- ファイルまたは文章を検査する
- 「不可視・特殊空白」で絞り込む
- Unicode名と前後を確認する
- 不要と判断できるものだけ置換・削除する
- 修正版を再検査する
参考資料
最終確認日:2026年7月23日