「—」「―」「−」「-」「-」の違い
横線に見える記号は一種類ではありません。AI生成文ではEM DASH「—」が混ざりやすく、古いエディタやCP932保存で問題になることがあります。用途が異なる文字をすべてハイフンと呼ぶと、検索やコードの動作で食い違いが起こります。
| 表示 | コード | Unicode名 | 主な用途 |
|---|---|---|---|
— | U+2014 | EM DASH | 英文の挿入・区切り |
― | U+2015 | HORIZONTAL BAR | 和文のダッシュ |
− | U+2212 | MINUS SIGN | 数学上の負号・減算 |
- | U+FF0D | FULLWIDTH HYPHEN-MINUS | 全角幅のハイフン |
- | U+002D | HYPHEN-MINUS | ASCII、コード、識別子 |
どの文字へ置換すればよいか
一律の正解はありません。プログラム、URL、コマンド、設定値ならASCIIの「-」が必要になることが多く、数式なら「−」、日本語の文章表現なら「―」が意図に近い場合があります。EM DASHをすべて「-」へ変えると文章上の区切りが弱くなるため、前後を見て判断します。
見た目だけでは見分けにくい
フォントによって線の長さや高さが変わるため、画面上の形だけでコードポイントを判定できません。文字をコピーして検査し、Unicode名とコードポイントを確認するのが確実です。完全一致検索で見つからないときも、別のダッシュ文字が混ざっていないか確認してください。
AI生成ファイルでの注意
自然文の生成ではEM DASHやEN DASHが出力されることがあります。UTF-8のMarkdownやHTMLとして使うなら文字自体は正当ですが、CP932で保存する文書、古いCMS、CSV連携、コード内の記号では意図しない文字になり得ます。「AIらしいから削除」ではなく、保存先と用途に合わせて判断することが重要です。
本ツールで確認できること
該当するダッシュを行・列付きで表示し、ASCIIハイフンなどの置換候補を個別に適用できます。
参考資料
最終確認日:2026年7月23日