面付け・用紙取り数計算ツール
原紙(全紙)から仕上がりサイズが最大何面取れるかを自動計算します。端列を90°回転させる配置も自動で検討し、面付けイメージ図と紙の使用効率を表示します。塗り足し(ドブ)・くわえ代・断裁間隔の設定に対応。登録不要・無料です。
| mm(四辺各) | |
| mm(片側) 断裁だけの用途(印刷しない合紙など)は0にしてください |
|
| mm 塗り足し同士を突き合わせてダブルカットする場合は0が一般的 |
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| mm(くわえ以外の三辺) |
計算の考え方
このツールは次の手順で最大取り数を求めています。
- 有効サイズの算出 — 原紙サイズから、くわえ代(片側)と周囲余白(三辺)を差し引いた「使える範囲」を求めます。
有効幅 = 原紙幅 − 周囲余白×2/有効高さ = 原紙高さ − くわえ代 − 周囲余白 - 1面の必要サイズ — 仕上がりサイズの四辺に塗り足し(ドブ)を付けたサイズを1面として扱います。
1面の幅 = 仕上がり幅 + 塗り足し×2(高さも同様) - 配置パターンの比較 — ①全面を同じ向きに並べる格子配置、②格子配置の余り部分(下端・右端)に90°回転した面を詰める配置を、面の向き(縦横)2通り×余りの使い方で総当たりし、最も取り数が多いパターンを採用します。
実際の印刷現場では、紙目(流れ目)の指定、印刷機の最大用紙サイズ、面付けの作業性などにより、計算上の最大取り数をあえて使わないことがあります。本ツールの結果は「幾何学的に取れる最大数」の目安としてご利用ください。
使い方と計算例
たとえば「四六判の全紙からA4のチラシを何枚取れるか」を調べる場合は、原紙で「四六判」、仕上がりで「A4」を選ぶだけです。塗り足し3mm・くわえ代10mmの標準設定で自動計算されます。
印刷会社に発注する立場の方は、取り数が変わる境目を知っておくと用紙コストの見積もりに役立ちます。仕上がりサイズを数ミリ小さくするだけで取り数が1面増え、用紙代が大きく下がることがあるためです。カスタム入力で仕上がりサイズを少しずつ変えて、取り数の変化を確認してみてください。
代表的な取り数の早見表
標準設定(塗り足し3mm・くわえ代10mm)での取り数です。印刷業界で慣行的に使われる値と一致します。
| 原紙 | 仕上がり | 取り数 |
|---|---|---|
| A列本判 625×880mm | A4 | 8面 |
| A列本判 625×880mm | A5 | 16面 |
| 菊判 636×939mm | A4 | 8面 |
| 菊判 636×939mm | A3 | 4面 |
| B列本判 765×1085mm | B4 | 8面 |
| B列本判 765×1085mm | B5 | 16面 |
| 四六判 788×1091mm | B4 | 8面 |
| 四六判 788×1091mm | B5 | 16面 |
A判の印刷物にはA列本判または菊判、B判の印刷物にはB列本判または四六判の原紙を使うのが基本の組み合わせです。原紙が仕上がり寸法の系列より一回り大きく作られているのは、塗り足し・くわえ代・断裁の余裕を確保するためです。
よくある質問
「面付け」と「付け合わせ」の違いは?
面付けは1枚の原紙に同じ絵柄または冊子のページを配置する作業全般を指します。同じ絵柄を複数並べることを「同一面付け」、異なる絵柄(別のチラシなど)を1枚の紙にまとめることを「付け合わせ」と呼ぶのが一般的です。本ツールの取り数計算はどちらの場合にも使えます。
紙目(流れ目)は考慮されますか?
本ツールは幾何学的な最大取り数を計算するもので、紙目は考慮していません。冊子の本文など紙目の方向指定がある印刷物では、回転配置(縦横混在)が使えない場合があります。その場合は「面の間隔」等はそのままに、結果のうち回転を含まない配置(◯列×◯段の格子部分)を参考にしてください。
くわえ代とは何ですか?
枚葉印刷機が紙をくわえて搬送するためにインキを乗せられない余白のことで、一般に10mm前後を見込みます。印刷せず断裁だけを行う場合は不要なので0にしてください。
- 仕上寸法(A列・B列): JIS P 0138「紙加工仕上寸法」
- 原紙寸法(四六判・菊判・A列本判・B列本判・ハトロン判): JIS P 0202「紙の原紙寸法」
- 塗り足し3mm・くわえ代10mm前後は印刷業界の一般的な慣行値(印刷会社各社の入稿ガイドによる)
免責事項: 本ツールの計算結果は幾何学的な目安であり、実際に採用される面付けは印刷機の仕様・紙目・作業性等により異なる場合があります。発注・積算の最終判断は印刷会社にご確認ください。