斤量(連量)⇔坪量 換算ツール
「コート紙90kgって坪量何グラム?」「四六判110kgは菊判だと何kg?」を即座に換算します。規格の早見表と、任意の数値・判型で計算できる自由換算の両方に対応。斤量・連量・坪量の意味の違いも解説しています。
連量⇔坪量 早見表(コート紙・上質紙・マットコート紙 共通)
| 坪量(g/㎡) | 四六判(kg) | 菊判(kg) | A列本判(kg) | 主な用途の目安 |
|---|---|---|---|---|
| 52.3 | 45 | 31.0 | - | 薄い上質紙(伝票・本文) |
| 64.0 | 55 | 38.0 | - | 新聞折込チラシ・冊子本文 |
| 73.3 | 63 | 43.5 | 40.5 | 薄手コート(チラシ) |
| 79.1 | 68 | 47.0 | 43.5 | 薄手コート(チラシ) |
| 81.4 | 70 | 48.5 | - | 上質紙の標準(冊子本文) |
| 84.9 | 73 | 50.5 | 46.5 | コートの薄手標準 |
| 104.7 | 90 | 62.5 | 57.5 | チラシ・フライヤーの標準 |
| 127.9 | 110 | 76.5 | 70.5 | 厚めのチラシ・パンフ表紙 |
| 157.0 | 135 | 93.5 | 86.5 | ポスター・冊子表紙 |
※連量の表記は0.5kg単位に丸める商慣行のため、計算値とわずかに差が出ることがあります(例: 坪量127.9g/㎡を128.0g/㎡、菊判93.5kgを94.0kgと表記する資料もあります)。同じ連量表記でも紙の種類によって「厚さ」は異なる点に注意してください(コート紙は塗工により上質紙より薄くなります)。
斤量・連量・坪量の違い
坪量(つぼりょう)は紙1㎡あたりの重さ(g/㎡)で、紙そのものの規格値です。連量(れんりょう)は、原紙(全紙)1,000枚(=1連)の重さをkgで表したもので、「四六判90kg」のように判型とセットで使います。斤量(きんりょう)は連量とほぼ同義で使われる業界の慣用語です。
換算式は次のとおりです。
連量(kg) = 坪量(g/㎡) × 原紙1枚の面積(㎡) × 1,000枚 ÷ 1,000
たとえば四六判(788×1091mm、面積0.8597㎡)の坪量104.7g/㎡の紙なら、104.7 × 0.8597 ≒ 90.0kg。これが「四六判90kg」の正体です。同じ紙でも菊判(面積0.5972㎡)なら 104.7 × 0.5972 ≒ 62.5kg と表記されます。判型が変わればkg数も変わるため、異なる判型の紙の厚さ比較にはkgではなく坪量を使ってください。
なお、洋紙の数量単位は「1連=1,000枚」です(板紙は1連=100枚)。用紙の梱包(包)は500枚・250枚などに分かれるのが一般的ですが、商習慣により異なります。
よくある質問
「90kgの紙」と言われたら、どのくらいの厚さ?
四六判90kg(坪量104.7g/㎡)はチラシやフライヤーで最も標準的な厚さです。コピー用紙(64〜68g/㎡程度)の1.5倍強の重さで、しっかり感のある紙です。ただし「kg」は判型とセットで初めて意味を持つので、「何判の90kgか」を必ず確認してください。
コート紙と上質紙で同じ「90kg」なら厚さも同じ?
重さ(坪量)は同じですが、厚さは異なります。コート紙は表面に塗料を塗って圧縮するため密度が高く、同じ連量なら上質紙より薄くなります(例: 四六判110kgはコート紙で約0.10mm、上質紙で約0.15mm)。冊子の背幅計算では紙種ごとの紙厚を使う必要があります。
B列本判やハトロン判の連量表記はないの?
市場での連量表記は四六判・菊判・A列本判が中心です。B列本判・ハトロン判の紙も本ツールの自由計算で坪量から連量を算出できます(換算式は判型によらず共通です)。
- 原紙寸法: JIS P 0202:1998「紙の原紙寸法」(四六判788×1091・菊判636×939・A列本判625×880・B列本判765×1085・ハトロン判900×1200)
- 坪量の測定方法: JIS P 8124「紙及び板紙-坪量測定方法」
- 連量⇔坪量の対応値は紙商社・印刷会社各社が公開する換算表(複数社で一致)に基づく
免責事項: 本ツールの換算値は一般的な規格に基づく参考値です。実際の用紙の坪量・厚さは銘柄・製造ロットにより差があります。正確な仕様は用紙メーカー・印刷会社にご確認ください。