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消費者金融や銀行カードローンの審査に通るための安定した収入とは何?

消費者金融や銀行カードローンの審査に通るための安定した収入とは何?

消費者金融でも銀行でも、どのカードローンで借りるにも利用条件に記載がされているのが、「安定した収入」という文言です。

 

書き方はそれぞれの借り入れ先によって異なり、単に「安定した収入」とするところもあれば、「継続的な安定した収入」といった内容にしているところもあります。

 

微妙な文言の違いはありますが、これらは全て同じ意味であると捉えて問題はなく、とにかく安定した収入を得ていないことにはカードローンは利用ができないということになります。

 

収入が安定していることが大事

消費者金融や銀行カードローンの審査に通るための安定した収入とは何?

 

カードローンやキャッシングの利用条件における安定した収入とは、毎月の収入がしっかりあることを指します。

 

何も1円のズレもなく毎月に同じ収入がなければいけないわけではなく、ある程度の範囲で毎月に継続して収入を得ていれば、それは安定した収入として認められます。

 

例えば、時給で働くシフト制のアルバイトやパートの方は、シフトの入りによって月の給料にはいくらか変動が生じてしまいます。

 

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15万円の給料を得る月があるかと思えば、シフトの入りによって13万円ほどの給料になってしまう月もあります。

 

率にすると10%以上の変動となるので大きな給料の違いではありますが、これはカードローン、キャッシングの審査において、れっきとした安定した収入です。

 

しかし、変動幅がシフトの入りというレベルではなく、収入があったりなかったりという状況では、安定した収入とは認められない場合がほとんどになってしまいます。

 

お金が入る月と入らない月がある場合

消費者金融や銀行カードローンの審査に通るための安定した収入とは何?

 

先月は月収50万円だったけど今月は1~2万になりそう、という方がいたとします。

 

大きなブレがある中で、年収としては400万円ほどはあるとしても、これが安定した収入となるかは判断が難しいです。

 

50万円か1万円かではあまりにも差が激しく、仮に1万円の月収しかない月が3か月続いたとすると、お金を借りても返済が継続して行えるかも疑わしくなってしまいます。

 

消費者金融や銀行はお金を貸して終わりではなく、しっかりと利息を乗せて返済をしてもらわなければならないため、こういったリスクがあると貸し付けを渋ることが多くなってしまうのです。

 

それなら、年収としては多くはないとしても、毎月にしっかりと給料としてある程度の範囲で継続して収入を得ているアルバイトやパートの方のほうが、審査においては有利になることも少なくありません。

 

月収や年収がいくら以上という決まりはない

消費者金融や銀行カードローンの審査に通るための安定した収入とは何?

 

基本的に、安定した収入には収入額は問われない場合が多いです。

 

収入が安定していれば良いので、上の例に挙げたように年収としては多くはなくても、毎月の収入がしっかりとあるなら安定した収入です。

 

逆に、年収としては高くても、収入がある月があったりない月があったりすると、それは安定しているとは言えないので、年収が高くても安定した収入とは認めらないことが多くなります。

 

だからと言って年収があまり高くなくても、どのカードローンでも借りられるかとなると話は別です。

 

一部のカードローンでは年収の下限を設けている場合があることや、下限はなくても、あまり収入が多くない方、年収が高くない方では審査に通りづらいカードローンがあるためです。

 

年収が求められるカードローンがある

消費者金融や銀行カードローンの審査に通るための安定した収入とは何?

 

分かりやすいのがメガバンクをはじめとする銀行カードローンで、有名な銀行のカードローンは利用条件に年収の下限は設けていません。

 

アルバイトやパートの方でも申し込みができるようにはなっていますが、申し込みができても審査に通るかはまた別です。

 

実際にアルバイトなどの方がメガバンクのカードローンに申し込みをしても審査通過は難しい場合が多く、安定した収入があるからといって、どこでも必ず借りられるというわけではありません。

 

収入は安定しているけどあまり多くはない、収入面に自信がないという方は、利用者の年収がそこまで高くならない消費者金融を選んでおくと、余計な審査落ちが防げる可能性が高くなります。

 

安定した収入として認められないケース

消費者金融や銀行カードローンの審査に通るための安定した収入とは何?

 

収入があっても、年収としては高いとしても、以下のような収入は安定した収入としては認められない場合が多いです。

  • 投資家・トレーダー
  • せどり
  • 実体が不明なネットビジネス

投資家やトレーダーでカードローンを利用しようという状況があるかは分かりませんが、ほぼ確実に審査には通らないと考えて問題ありません。

 

そもそもが投資家やトレーダーがカードローンでお金を借りるという状況は、投資やトレードで勝てていないからであり、収入があるどころかむしろマイナスの状況です。

 

投資家、トレーダーはキャッシング枠のないショッピング枠だけのクレジットカードですら作るハードルが高いと言われているので、カードローンで借りるのはほぼ不可能です。

 

「せどり」はいわゆる「転売ヤー」も含めて、商品を安く仕入れる、定価で買って高く売るなど、その方法は特に問いませんが、カードローンの審査には投資家同様に通りません。

 

せどり(競取り、糶取り)とは、「同業者の中間に立って品物を取り次ぎ、その手数料を取ること。また、それを業とする人(三省堂 大辞林より)」を指す。

 

せどり - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%9B%E3%81%A9%E3%82%8A

 

古物商などのしっかりとした事業としているなら別ですが、そうでもなければ安定した収入とは認められることはなく、審査に通るのは難しいです。

 

また、実体が不明なネットビジネスも同様に、収入状況が不透明なためにカードローン利用はできないと考えて問題ありません。

 

認められるかの線引きが難しい収入状況

消費者金融や銀行カードローンの審査に通るための安定した収入とは何?

 

借り入れ先の審査基準による部分も出てきますが、以下の状況は安定した収入となるかは難しいところがあります。

  • 自営業
  • フリーランス
  • スポット派遣

認めらないものと比べるまでもなく仕事として、収入としてはしっかりとしているものばかりですが、これが安定した収入となるかは借り入れ先次第です。

 

特に事業年数が短い自営業の方はどうしても引っかかりやすく、サラリーマンなどの方に比べると収入が不安定になりがちで、その分で審査で弾かれる原因にもなってきます。

 

フリーランスの方も同様で、個人事業主としてではなく単に個人として、クラウドソーシングなどで仕事を請けているような場合には、カードローンやキャッシングの審査では厳しい結果になってしまうことが多くなります。

 

また、色々な規制等もあって近年ではあまり見かけなくなりましたが、単発と言われるようなスポット派遣の方も、在籍確認が取りにくいなどの面もあり、審査では厳しくなりがちです。

 

ある程度の範囲で毎月に収入を得ているかどうか

消費者金融や銀行カードローンの審査に通るための安定した収入とは何?

 

カードローンやキャッシングにおける安定した収入とは、毎月にある程度の範囲で、しっかりと収入を得ているかどうかということになります。

 

そこに金額の大小はそこまで問われないため、アルバイトやパートの方で、月収が大体5万円前後しかないとしても、安定さえしていればその年収に応じた限度額で審査に通ることも十分にあります。

 

ほぼすべてのカードローンやキャッシングで求められる「安定した収入」とは、何もサラリーマンの方に限るという話ではなく、毎月に収入を得ていることを指します。

 

この部分で引っかかってしまうと、審査に通らないことになってしまったり、または直近2か月分程度の収入証明が求められることもあります。

 

しっかりと証明ができれば審査に通ることもありますが、大きな金額を借りるわけでもないのに収入証明が求められる状況は、厳しい結果になることが多いとは考えておいたほうが良いでしょう。