当ページにはPRが含まれる場合があります。

プロミスの恐ろしさはどこにある?取り立てが怖いというのは本当なのか

プロミスの恐ろしさはどこにある?取り立てが怖いというのは本当なのか

TVCMでも見かけるカードローンのプロミス。

 

使ってみたいけど何だかやばそうと感じる方もいるかもしれません。

 

実際にはプロミスの恐ろしさというよりカードローン全般に言える恐ろしさとなりますが、借り入れを考えている方は、そのあたりもしっかりと知ってから利用をするようにしてください。

 

プロミスの取り立てに対する恐ろしさ

プロミスの恐ろしさはどこにある?取り立てが怖いというのは本当なのか

 

プロミスの取り立ては恐ろしいのかどうかを気にする方は少なくありません。

 

借りる前から返済に遅れることを考えてしまうのもよくありませんが、出費が重なるなどで返済に遅れることは誰にでも起こり得ます。

 

もしプロミスの返済に遅れてしまった場合には、まずはプロミスから返済確認の連絡が入ることになります。

 

この時点では何も恐ろしいことはなく、プロミス側としてもやさしい口調で「返済をお忘れではありませんか?」程度の内容です。

 

忙しくて返済をうっかり忘れていたのであればすぐに入金をすれば問題はありませんが、連絡を受けても返済をせず、そのまま放置をするとなると、色々なトラブルに発展する可能性が出てきてしまいます。

 

とは言え、昔にあったイメージのように、暴力的な言動で取り立てを行うことや、ガラの悪い人が自宅まで押し寄せてきて「金返せ!」のような暴言を吐いたりということはありません。

 

こういったことは現在の法律でははっきりと禁止がされているので、プロミスでは当然ながら暴力的な取り立ては行わないのです。

 

取り立てに関するルールは厳しい

プロミスだけに限らず貸金業者全般に言えることですが、現在は取り立てに関するルール、規制が非常に厳しくなっています。

 

返済をしないからといっていつでも取り立てをしても良いわけではなく、深夜や早朝の取り立ては禁止がされているだけでなく、不適当な時期の取り立ても禁止となっているのです。

 

不適当な時期とは、

  • 親族の冠婚葬祭時
  • 大晦日から三が日の年末年始
  • 入院時
  • 罹災時

とされています。

 

貸金業の業務運営に関する自主規制基本規則
第 8 節 取立て行為に関する規則

 

https://www.j-fsa.or.jp/doc/association/regulation/restriction_140610.pdf(PDF)

 

また、必要以上にしつこく取り立てる行為も禁止がされているため、プロミスのような大消費者金融では、たとえ取り立てを受けることになってしまっても、法律を守った内容での取り立てに留まります。

 

それでも、返済に大きく遅れることになれば信用情報に傷が付き、今後のローンやカード審査に悪影響を与えてしまうため、基本的には返済には遅れないようにしましょう。

 

本人以外に取り立てが及ぶことはない

プロミスのカードローンは担保も保証人も不要となっているため、本人以外に取り立てが及ぶことはありません。

 

あくまで借りた本人の責任であり、借りた本人が家族などに立て替えてもらうことはできても、それをプロミス側が強要する、または直接交渉をすることはできません。

 

A2 返済義務のない家族への取立てはできず、相手にする必要はありません。

 

家族だからといって本人に代わって返済する義務はありません。
貸金業法第21条で、法律上支払義務のない者に対し、支払請求をしたり、必要以上に取立への協力を要求することを禁止しています。

 

https://www.pref.saitama.lg.jp/a0805/07jtoritatekoui.html

 

第三者に取り立てが及ばないとなると、返済ができないならそのまま放置でもいいと悪い考えも巡らせてしまう方もいるかもしれませんが、そう甘いものでもないのです。

 

長期にわたって返済がされないとなれば、プロミス側としても裁判によって取り立てを行うこともあります。

 

具体的には給料の差し押さえなどになりますが、差し押さえとなってしまうと会社に借金の存在がバレるばかりか、返済をしていないことも知られてしまうため、状況としては非常によくありません。

 

そうなる前にしっかりと返済をする、または相談をするなどで、差し押さえにならないようにプロミスの利用をするようにしてください。

 

プロミスの恐ろしさは金利面の負担にある

プロミスの恐ろしさはどこにある?取り立てが怖いというのは本当なのか

 

取り立てではそこまで恐ろしいことはありませんが、プロミスの恐ろしさという点で言えば、金利となる実質年率の負担です。

 

プロミスの実質年率は4.5%~17.8%となっており、下限の4.5%で借りられるなら大きな負担にはなりませんが、下限で借りるのは現実的ではありません。

 

初回契約時では上限となる17.8%での利用となることが多く、契約中に限度額の増額に伴って実質年率が下がることはありますが、大体は上限での利用になると考えておいたほうが良いです。

 

住宅ローンと比べるのも無理がありますが、マイカーローンや教育ローン、銀行のカードローンなどと比べてもどうしても負担が大きくなってしまうので、この点はプロミスの代表的な恐ろしさと言えるでしょう。

 

とはいえ、これはプロミスに限らず、ノンバンクとなる消費者金融のカードローンすべてに共通しています。

 

有名カードローンの実質年率で比べてみると以下のようになり、どこで借りても大体は同じような負担です。

 

借り入れ先 実質年率
プロミス 4.5%~17.8%
アコム 3.0%~18.0%
SMBCモビット 3.0%~18.0%
アイフル 3.0%~18.0%
レイクALSA 4.5%~18.0%

 

消費者金融のカードローンでお金を借りる以上は、金利となる実質年率の負担はどこでも大きな恐ろしさになるというわけです。

 

この点はしっかりと考えて利用をしないと、借りた後の利息負担が思っていたよりも重いなどで、返済が進みにくくなってしまう可能性があります。

 

プロミスは返済が長期化しやすい傾向にある

上に挙げた金利となる実質年率の負担は、カードローン全般に共通していることです。

 

ただ、プロミスだけの恐ろしさという点で言えば、返済が長期化しやすいという部分があります。

 

10万円以上の借り入れとなればどこでも大きな違いはないものの、10万円未満で借りて毎月の最低返済金額だけで入金を進めると、プロミスは他社よりも完済までに長い期間を要します。

 

10万円未満で借りている場合の毎月の返済金額に違いがあるためで、プロミスは少額借り入れ時の返済金額が以下のように少なく設定されています。

 

借り入れ金額 毎月返済金額
1万円 1,000円
2万円
3万円 2,000円
4万円
5万円
6万円 3,000円
7万円
8万円
9万円 4,000円
10万円
11万円

 

他社では10万円以下の借り入れ時の返済金額が4,000円や5,000円で一括りになっているのに対し、プロミスは少額借り入れ時の返済金額が少ないです。

 

例えば、プロミスで5万円を借りるだけなら毎月の最低返済金額は2,000円となりますが、他社で借りると4,000円や5,000円の返済となるわけです。

 

さらに少額の2万円を借りたとしたら、プロミスなら1,000円ずつの返済で利用ができますが、他社では同じく4,000円や5,000円です。

 

少額を借りた場合の毎月の返済金額が少なく済むのはプロミスのメリットではありますが、逆に言えば、返済金額が少ない分だけ完済までに長い期間を要してしまうのは、プロミスの一つの恐ろしさと言えなくもありません。

 

返済が長期化することで利息負担が増える

プロミスの恐ろしさはどこにある?取り立てが怖いというのは本当なのか

 

毎月の返済を少なくして完済までにかかる期間を延ばしてしまうと、最終的に支払う利息総額が大きく膨れ上がることになります。

 

例えば5万円を借りたとした場合。

 

プロミスなら毎月の返済は2,000円となるので、最低額の2,000円だけで返済を進めた場合には、完済までにかかる期間は32か月です。

 

プロミスの恐ろしさはどこにある?取り立てが怖いというのは本当なのか

プロミスの返済シミュレーション結果より

 

対して、5万円を借りて毎月の返済金額が4,000円だとした場合には、完済までにかかる期間は14か月となります。

 

プロミスの恐ろしさはどこにある?取り立てが怖いというのは本当なのか

プロミスの返済シミュレーション結果より

 

返済金額が倍となるので当然ですが、完済までにかかる期間も倍以上の違いがあります。

 

少しずつで返せるのはプロミスの良い点でもあるのですが、カードローンは借りている間は利息がかかり続けるため、返済期間が長くなると利息がどうしてもかさむことになります。

 

上記の2,000円と4,000円での返済で5万円を借りた場合であれば、計算上は以下のような利息負担の差が生じます。

 

返済金額 利息総額
2,000円 12,923円
4,000円 5,704円

 

借りる金額が5万円という少額のため、利息総額も金額だけで見れば大したものではないかもしれません。

 

しかし、割合で見れば、

 

2,000円の返済:25.846%
4,000円の返済:11.408%

 

と、非常に大きな負担になっているのが分かります。

 

10万円以下未満のような少額を借りる場合においては、「最低返済金額だけ」で返済を進めてしまうと、プロミスは利息負担が大きくなります。

 

これは、プロミスの恐ろしさと言えなくもないでしょう。

 

利息負担は減らすことができる

ただ、上記の例はあくまで毎月の返済を最低金額だけで進めた場合です。

 

プロミスの返済は、毎月の返済金額以上であれば自由に上乗せをして入金ができます。

 

2,000円の返済となっていても3,000円でも4,000円でも入金ができるので、プロミスで5万円を借りて、毎月の返済を4,000円とすれば他社との違いはなくなります。

 

このあたりは自身のお金に合わせて返済をコントロールすれば良いだけなのです。

 

むしろ、毎月の返済金額が少なくなっている分だけ、お金が厳しいときには最低金額だけを入金し、余裕があるときには上乗せをして返済ができる自由度の高さは、プロミスの大きなメリットになり得ます。

 

これが他社の場合、4,000円がなければその月は不足入金扱いとなってしまいます。

 

返済に余裕が持てるという点では、プロミスの返済金額の少なさは恐ろしさというより、むしろメリット、良い点とも言えるのです。

 

返済に関するトラブルはどこでも同じ恐ろしさ

お金を借りるなら返済についても考えておくべきです。

 

借りたけど返済ができない、長期に渡って遅れてしまったとなれば大変なことになります。

 

これはプロミスだけでなくアイフルでもSMBCモビットでも、銀行のカードローンでも住宅ローンでも何でも同じです。

 

返済ができなくなれば信用情報に傷が付くことになり、その情報は今後数年間に渡って残ることになってしまいます。

 

その間は新たなカードを作ったり、ローンを組んだりといったことができなくなるので、プロミスの恐ろしさというわけではありませんが、カードローン利用の際には十分に気を付ける必要があります。

 

よく聞くフレーズの「ご利用は計画的に」の通り、しっかりと計画を立てて利用をしなければなりません。

 

取り立て自体は恐ろしいものではなくても、取り立てを受けるような状態になってしまうと今後の生活で困ることも出てきてしまうので、そうならないように返せる範囲でプロミスでの借り入れを利用するようにしてください。