SMBCモビットにはボーナス払いの設定はないけど同じような返し方はできる

クレジットカードや各種ローンを利用したときなどは、ボーナス月だけ返済金額を増やすボーナス払いが設定できることが多いです。

ボーナス払いを使うことによって返済回数を少なくする、利息を減らすといったものですが、SMBCモビットにはボーナス払いという返済の方法はありません。

借り入れ残高に応じて毎月決められた金額を返済するので、ボーナス払いで借りることはできないのです。

ボーナス月に多く返すのは自由

SMBCモビットは契約としてはボーナス払いの設定はできないのですが、ボーナス月に多く返すのは自由です。

SMBCモビットの毎月の返済は借り入れ残高ごとに決められた返済金額を、毎月の返済期日までに入金をすることになります。

返済金額は最低限の話で、「これだけ借りたらこれだけは絶対に毎月入金してください」という金額です。

これ以上の金額を入金するのは自由で、それがボーナス月でもどこでも、上乗せしての返済は好きなように行えます。

繰り上げ返済は手数料が取られることが多い

当初の計画以上に返済をする「繰り上げ返済」を行うにあたって、いくらかの手数料がとられることがあります。

目的ローンや金融機関での借り入れでよく見かけるものです。

負担を減らしたいから繰り上げ返済をするのに、それで手数料が取られて結局は無駄な負担になってしまうというのもおかしな話です。

SMBCモビットなら手数料はかからない

しかし、SMBCモビットではそういった手数料はかかりません。

提携ATMを利用した際の提携ATM利用手数料などはかかりますが、返済自体には手数料はかからないようになっています。

手数料がかからないからこそ今月は1,000円だけ多く返す、来月はいつも通り、といったことも、最低返済金額を下回らなければ自由自在です。

余裕のあるときだけ多めに返済できる

普段は11,000円の最低限の返済で進め、ボーナスが入った後の返済やお金が余ったときには多めの返済をする、といったイメージです。

ボーナス月とその後の返済はなかなかに金額が大きいですが、この金額が厳しい場合、11,000円を下回らないのであればいくらにしても自由です。

契約時にボーナス払いはいくらと決めてしまうと割り込むのはまずい、契約内容を変更するためにまた事務手数料がかかるなどがありますが、SMBCモビットなら関係ありません。

最低限の返済金額を下回らなければいいだけなので、返しやすいという強みがあります。

ボーナス払いがないSMBCモビットのメリット

ボーナス払いは最終的な返済負担を減らすために欠かせないようなものになっていますが、ボーナス払いになっている月にどうしても負担が集中してしまいます。

ボーナスが絶対にローンの契約時通りに出れば、当初の計画通りとなるので問題はありません。

しかし、このご時世、何があるかは分かりません。

いきなりリストラはないとしても、ボーナスカットやボーナス自体が出ないなどもあります。

そうなってしまったときにボーナス払いが設定されているとアウトです。

ボーナスが出なければ最低限の返済でやり過ごせる

ボーナスが大幅にカットされてしまった、出なかったなどの場合には、最低限の返済としておけば良いだけです。

上の例でいえばボーナス後は50,000円や80,000円を一気に入金しようと考えていたとしても、11,000円を返済期日に入金するだけです。

入金額が少なくなる分だけ元金分への返済は減ってしまいますが、「ボーナス払いのお金が足りないどうしよう」とならない分だけ気が楽です。

ボーナス月以外にも余裕があれば積極的に返済をすれば良い

SMBCモビットの上乗せをしての返済は、何もボーナス月、ボーナス後だけに限られるわけではありません。

例えばボーナスとは関係がない月に「宝くじで10万円当たった！」などがあれば、無駄遣いをしてしまう前にすぐに返済に回すこともできます。

宝くじに限らずですが臨時収入があったときなどは、自由に上乗せをしての返済ができるのはSMBCモビットの大きな強みです。

ボーナス一括払いはできない

ボーナス払いの設定がないSMBCモビットでは、ボーナス一括払いの設定もできません。

SMBCモビットではボーナス一括払いの借り方はできませんが、似た使い方ならできます。

借り入れ後の毎月の返済は最低限で進め、ボーナス月に残額を全て一気に返して完済をする、というだけです。

使いこなすためには収入や支出と、毎月の返済金額とのバランスが重要です。

疑似ボーナス一括払いは余裕のある返済が重要に

大きく借りて毎月の返済金額が大きくなってしまうと、普段の生活が苦しくなってボーナスをもらっても完済をする余裕がなくなる可能性があります。

それでは意味がありません。

ダラダラと返済が長期化してしまうので、そうならないためにも毎月の返済金額には余裕を持つようにして借りなければなりません。

やはりこのあたりも、「ご利用は計画的に」というわけです。

どのような使い方も限度額内なら計画次第でどうにでもなる

SMBCモビットのカードローンは、限度額の範囲内なら自由に何度でも借りられます。

ただ、限度額があるからと言って大きく借りると、毎月の返済金額も大きくなってしまいます。

余裕のある返済をするためには借り入れ金額のコントロールも重要なので、借りすぎには注意をして、しっかりと計画を持った利用を心掛けてください。

ボーナスでの完済を考えている、ボーナス払いのような使い方をしたいという方も、そればっかりに頼るのではなく、毎月の返済に無理がないかの確認もとにかく重要です。