
SMBCモビットの審査に一度落ちてしまっても、2回目以降の申込は可能です。
ただし、同じ条件で再申込しても結果は変わらないため、なぜ審査に落ちてしまったのかを考える必要があります。
SMBCモビットでは審査落ちの理由は教えてくれませんが、審査に落ちる主な原因として考えられるのは主に以下の5つです。
- SMBCモビットの申込条件を満たしていない
- 信用情報に問題がある
- 他社借入が多すぎる
- 申込内容に虚偽や記載ミスがある
- 在籍確認ができない
審査に落ちた原因により、その後の再申込の対処法が変わります。
また、SMBCモビットで追加で借りる場合は再申込が不要な場合もあります。
返済後や完済後の利用については申込をせずに再び借りられるので、SMBCモビットの2回目の申込をする場合と、再申込をしなくても借りられる場合についてもしっかりと知っておきましょう。
SMBCモビットに2回目の申込はいつでもできる

SMBCモビットの審査に落ちてしまった場合でも、2回目以降の申込は可能です。
SMBCモビットでは申込回数に制限を設けておらず、何度でも再申込ができる仕組みになっています。
ただし、一度審査に落ちた原因を解決せずに再申込しても、同じ結果になる可能性が高いため注意が必要です。
審査落ちの原因を特定してから再申込することが、2回目での審査通過への道となります。
2回目の申込で審査に通る状況
SMBCモビットの公式サイトや利用規約を確認しても、申込回数の上限について明確な記載はありません。
これは、申込者の状況や条件が変われば審査結果も変わる可能性があるためです。
実際に、初回審査で落ちた方でも以下のような条件が改善されれば、2回目以降の審査に通過することは珍しくありません。
- 前回申込時よりも収入が増えて安定した
- 他社借入が大きく減った、完済した、解約した
- 信用情報の事故情報が消えた
- 勤続年数が延びた
ただし、前回の申込から6か月以上は空ける必要があります。
6か月間は信用情報の申込履歴が残っているため、6か月以内の再申込は再度審査落ちとなることが多いです。
「お客様は一度お申込をされている可能性があるためお申込を受付できませんでした」と表示される場合
2回目の申込をした際にこのメッセージが表示される場合は、システム上で過去の申込履歴が確認されたことを意味します。
主な原因として考えられるのは以下の通りです
- 重複申込の検知(審査結果が出る前や契約中に再度申込をした)
- システムブロック(審査落ち直後などの短期間での連続した申込)
- 社内ブラック扱い(過去に契約違反や返済トラブルがあった場合)
このメッセージが表示された場合は、まずは十分な期間(6か月以上)を空けてから再度申込を検討してください。
それでも同様のエラーが続くようであれば、SMBCモビットのコールセンターに直接問い合わせたほうが良いでしょう。
不要な再申込をしている可能性がある
SMBCモビットで契約中に申込をしてしまった場合も、申込が受け付けられない原因になります。
契約中に限度額内で再度借りたい場合や、限度額を超えて借りたい場合などは、再申込ではない別の手続きとなります。
限度額内で借りる場合は提携ATMの利用や、会員サービスから銀行振込の手続きをするだけなので、再申込は必要ありません。
限度額を超えて借りたい場合は再申込ではなく増額申込が必要なので、契約中に再申込はしないようにしてください。
SMBCモビットを完済や解約した後の再申込の必要性

SMBCモビットを完済した後や解約した後でも、再度利用することは可能です。
完済後であれば契約は継続されているため、利用可能枠の範囲内ですぐに借入を再開できます。
一方、解約後の場合は新規申込と同様の審査を受ける必要がありますが、過去に返済トラブルがなければ再契約の可能性は十分にあります。
ただし、完済や解約から時間が経過している場合は、収入状況や他社借入状況の変化により審査結果が変わることもあるため注意が必要です。
完済後は再申込不要ですぐに借りられる
SMBCモビットを完済した場合は、契約自体は継続されているため基本的にはすぐに借入を再開できます。
完済とは借入残高を0円にすることを指し、自動的に解約になるわけではありません。
解約をする場合は完済後に解約手続きを行う必要があるため、利用状況に問題がなければ解約をしない限りは完済をしても契約は残っています。
完済後の借入再開において重要なポイントは以下の通りです。
- 利用限度額が設定されたままになっていること
- カードの有効期限が切れていないこと
- 契約条件に変更がないこと
- 他社借入が増加していないこと
完済から長期間経過している場合は、SMBCモビット側で途上与信(定期的な審査)が行われる可能性があります。
この際に、収入の減少や他社借入の増加が確認されると、利用可能額の減額や利用停止になることもあります。
また、完済後に他社で延滞や債務整理を行った場合は信用情報に事故情報が登録されるため、借入再開ができなくなる可能性が高くなります。
解約後に借りる場合は再申込が必要
SMBCモビットを解約した後に再契約を希望する場合は、新規申込と同様に申込をしなければなりません。
解約により契約は完全に終了しているため、過去の利用実績があってもすぐにそのまま借りられるようにはならないのです。
再契約時の主な審査条件は以下の通りです。
- 他社借入が多すぎないこと:総量規制の年収の3分の1以内の借入が条件
- 信用情報に事故情報がないこと:返済の遅れや債務整理の履歴がないことが条件
- 正常に契約が完了していること:過去の利用時に長期間にわたって返済に遅れていたり、強制解約になっていないことが条件
特に重要なのは、前回の契約時に返済遅延や規約違反がなかったかという点です。
過去にSMBCモビットで返済トラブルを起こしていた場合、社内データに記録が残っているため再契約は困難になります。
前回の契約時に返済に何度も遅れていたり、返済金額が不足するなどを繰り返していると再契約が難しくなることがあります。
SMBCモビットでの優良な利用実績がある場合は、審査で有利に働く可能性があります。
解約から再契約までの期間に特別な制限はありませんが、解約理由や期間中の信用状況の変化は審査に影響を与えます。
利用可能額が0円のときは再申込は不要
利用可能額が0円になってしまった場合には、再申込をしても利用可能額が復活することはありません。
利用可能額が0円になった原因を解決しないと復活しないためです。
SMBCモビットで利用可能額が0円になるのは、返済の遅れや他社借入の著しい増加、契約内容の確認などがあったときです。
SMBCモビットでは契約者の信用情報を定期的に確認しているため、他社での借入が大きく増えていると利用可能額が0円になることがあります。
各状況から利用可能額が復活するためには、それぞれの原因をしっかりと解決する必要があります。
主な解決方法は以下の通りです。
- 返済の遅れがある場合:短期間の遅れなら返済をすることで利用可能額が復活することが多い。61日以上などの長期間の遅れだと復活しないことがある。
- 他社借入が増えた場合:他社に返済をして解約をすることで利用可能額が復活することが多い。
- 契約内容の確認がある場合:契約内容に変更があった場合は、正しく変更手続きをすることで利用可能額が復活することが多い。
利用可能額が0円になってしまったときには、慌てずに原因を探るようにしましょう。
SMBCモビットの審査に落ちる5つの原因と対策

SMBCモビットの審査に落ちる原因は大きく5つのパターンに分けられます。
最も多いのは申込条件を満たしていない場合ですが、信用情報の問題や他社借入の多さも審査落ちの主要因となっています。
また、申込内容の記載ミスや在籍確認ができない状況も意外に多い理由です。
これらの原因を事前に把握し適切な対策を講じることで、審査通過の可能性を大幅に高めることができるでしょう。
申込条件を満たしていない
SMBCモビットには明確な申込条件が設定されており、満たしていない場合は審査以前に申込自体が受け付けられません。
SMBCモビットの基本的な申込条件は以下の通りです。
- 年齢条件:満20歳以上74歳以下であること
- 収入条件:安定した収入があること(アルバイト・パート・派遣社員・自営業も含む)
年齢制限については例外がなく、19歳以下や75歳以上の方は申込ができません。
「安定した収入」の判断基準は明確に公表されていませんが、毎月継続的な収入があることが前提となります。
専業主婦や年金のみの収入、無職の方は申込条件を満たしていないため審査対象外となります。
学生の場合はアルバイトなどで安定収入があれば申込可能で、仕送りのみでは収入として認められません。
自営業や個人事業主でもSMBCモビットは申込可能ですが、収入の変動が大きいため収入証明書の提出が求められることがあります。
申込条件を満たしていない場合の対策は限られており、条件を満たすまで申込を控えるか、他社のより緩い条件のサービスを検討する必要があります。
信用情報に問題がある
信用情報機関に登録されている事故情報は、SMBCモビット審査において最も重要な判断材料の一つです。
審査に影響する主な事故情報は以下の通りです。
- 延滞履歴(クレジットカードやローンの延滞・滞納)
- 債務整理履歴(任意整理・個人再生・自己破産)
- その他情報(代位弁済や強制解約など)
CICなどの信用情報機関が保有する情報は、発生や解消から5~7年間登録され続けます。
※ 参考:CICが保有する信用情報|信用情報とは|指定信用情報機関のCIC
延滞情報については直近2年~5年を超えない期間で削除されますが、延滞の程度や期間により登録期間が異なります。
短期間の遅れであれば2年間、長期間の遅れ(異動情報)では5年を超えない期間で残ります。
携帯電話の分割払いやクレジットカードの年会費延滞なども、支払いに遅れると事故情報として登録される可能性があるため注意が必要です。
他社借入が多すぎる
総量規制により、貸金業者からの借入総額は年収の3分の1以下に制限されています。
SMBCモビットも消費者金融として総量規制の対象となるため、他社借入との合計額が年収の3分の1を超える場合は審査に通りません。
過度な借入れから消費者の皆さまを守るために、年収などを基準に、その3分の1を超える貸付けが原則禁止されています(総量規制)。
お借入れは年収の3分の1まで(総量規制について)|日本貸金業協会
総量規制には対象となる借入と対象にならない借入があります。
対象にならない借入なら年収の3分の1を超えていても、総量規制による審査落ちにはなりません。
| 対象・対象外 | 借入の種類 |
|---|---|
| 対象 |
|
| 対象外 |
|
クレジットカードはキャッシング枠は総量規制の対象になります。
使っていないクレジットカードにキャッシング枠が付いている場合は、その枠によってSMBCモビットの審査に影響を与える可能性があります。
クレジットカードにキャッシング枠が付いていればSMBCモビットに申込をする必要もないので、念のため確認しておくと良いでしょう。
同じクレジットカードでもショッピング枠は総量規制の対象になっていません。
キャッシング枠は貸金業法の適用、ショッピング枠は割賦販売法の適用となり、適用される法律が異なるので同じカードでも枠によって対象となるか対象外となるかが変わります。
ショッピング取引については、「貸金業法」は適用されません(リボ払い、分割払い、ボーナス払いには、別途「割賦販売法」が適用されます。)。
貸金業法Q&A|金融庁
申込内容の虚偽や記載ミス
申込内容に虚偽の記載や単純な記載ミスがあると、審査に大きな影響を与えます。
特に以下の項目での間違いは審査落ちの原因となりやすいです。
- 年収の水増し申告
- 勤務先情報の虚偽
- 他社借入額や件数の過少申告
- 連絡先情報の間違い
年収や勤務先については収入証明書の提出が必要になった際にバレるため、虚偽申告で審査に通ることはありません。
他社借入については信用情報機関への照会により状況が分かり、嘘をついて少なく申告してもイメージを悪くするだけになってしまいます。
連絡先情報の間違いは審査受付メールの未達や、本人照会ができないことになるので注意が必要です。
在籍確認ができない
SMBCモビットでは原則として電話による在籍確認を行わないとしていますが、審査の過程で必要と判断された場合は在籍確認が実施されます。
電話による確認が必要になった際に、在籍確認ができないとされる主な理由は以下の通りです。
- 勤務先の電話番号が間違っている
- 勤務先が休業日や営業時間外
- 電話に出た担当者が申込者の在籍を把握していない
- 会社の方針で在籍回答を拒否している
大企業や官公庁では個人情報保護の観点から、在籍確認に応じない場合があります。
SMBCモビットの担当者が個人名で連絡をしても、個人からの電話の場合は在籍しているかしていないかの回答を拒否してしまいます。
在籍確認は「○○(SMBCモビットの担当者名)と申しますが□□さん(申込者名)はご在籍ですか?」といったような簡単な連絡です。要件を伝えることはないので、会社によっては在籍確認に応じられないことがあります。
派遣社員として働く方は、SMBCモビットに申告する勤務先は派遣先ではなく派遣元や登録元にしなければなりません。
在籍確認が入る場合は予め派遣元に在籍確認の連絡が来ることを伝えておくと、在籍確認もスムーズに進むようになります。
「SMBCモビットから在籍確認が入るので対応をしてほしい」と伝える必要はなく、「カードの在籍確認が入るかもしれないから対応してほしい」と派遣元には伝えておきましょう。
どの会社の誰から電話が来るかを聞かれた場合は「三井住友」などと誤魔化しておき、担当者の個人名でかけてくるために名前は不明としておけば、SMBCモビットに申込をしたとバレることはほとんどありません。
SMBCモビットに2回目の申込をする以外の選択肢

SMBCモビットの2回目申込にこだわらず、他の選択肢を検討することで借入の可能性を広げることができます。
特に他社カードローンへの新規申込は、審査基準の違いにより通過率が高まる可能性があります。
また、複数の借入がある場合はSMBCモビットのおまとめローンという選択肢も考えられます。
どのような目的で借りたいかによって再申込か他社借入か、またはおまとめローンの利用かが変わるので、まずは目的をしっかりと定めるようにしましょう。
プロミスやアコムなど他社カードローンの利用
SMBCモビットの審査に落ちた場合にすぐの審査通過を考えるなら、再申込よりも他社カードローンへの申込を検討するほうが良い場合が多いです。
SMBCモビットで借りられなかったのが年収によるものと判断する場合は、年収が高くなくても借りられるプロミスを選ぶのが良い選択肢です。
プロミスは年収200万円未満の利用者が全体の約20%、年収300万円未満の利用者が全体の約45%を占めているため、年収が高くなくても収入が安定していれば借りられる可能性があります。
※ 出典:SMBCコンシューマーファイナンス株式会社 決算説明資料(2020年3月期)
自身の状況に合わせたカードローンを選ぶ
20代や30代の若い世代の方も、プロミスやアコム、アイフルなどの若い世代に人気のカードローンを選ぶことで、SMBCモビットへの再申込よりも借りられる可能性が高まります。
ただし、他社への申込の際も以下の点に注意が必要です。
- 短期間での複数社申込は避ける
- SMBCモビット審査落ちの原因が解決されていない場合は同様の結果になる可能性が高い
- 各社の特徴を理解して最も適した1社に絞って申し込む
何社も立て続けに申込をすると、信用情報に申込履歴が多く記録される「申込ブラック」に陥ってしまうことがあります。
申込ブラックになってしまうとどこからも借りることが難しくなるので、申込先は1社に絞るようにしましょう。
申込ブラックになると審査に落ちる理由
カードローンやクレジットカードの審査でよく言われる「申込ブラック」とは、実際に「ブラック」という情報が信用情報に記録されるわけではありませんが、短期間に複数の申込を行うと審査に落ちやすくなる現象を指しています。
その背景には、信用情報機関CICが提供するスコアリングの仕組みがあります。
CICでは「クレジット・ガイダンス」という信用スコアを算出しており、その算出項目のひとつに「申込件数」が含まれています。
※ 参考:クレジット・ガイダンス|指定信用情報機関のCIC
クレジット・ガイダンスにおける申込件数の比率は全体の約4.5%とされており、支払状況や残高に比べれば小さいものの、確かにスコアに影響する要因として組み込まれています。
申込履歴が多ければ多いほど信用スコアが下がることになり、結果として審査に不利になる可能性がクレジット・ガイダンスから分かります。
審査をする側から見ると、短期間で立て続けに申込をする行動は「資金繰りに困っているのではないか」、「今後多重債務に陥るリスクが高いのではないか」というイメージを抱きます。
「申込ブラック」が審査落ちに繋がる理由は、傾向や感覚的なものではなく信用情報機関のスコア設計からも裏付けられています。
SMBCモビットのおまとめローンを検討
複数の借入がある場合、SMBCモビットのおまとめローンの利用も考えられます。
おまとめローンは既存の借入を一本化することで月々の返済負担を軽減し、金利を下げる効果が期待できます。
ただし、おまとめローンを利用する際には以下の条件を満たしていなければなりません。
- 年齢が満20歳から65歳以下の方
- 安定した収入がある方
- 現在の返済が正常に行えている方
- 過去に延滞などのトラブルがない方
おまとめローンは借金の整理ではないため、現在の返済が正常に行えていないと審査に通るのは難しくなります。
過去に長期間の延滞などがあり、信用情報に「異動」の記録がある場合もおまとめローンの利用は難しくなります。
今は何とか返済ができていて、今後の返済を軽くしたいという場合には、SMBCモビットへの2回目の申込ではなくおまとめローンの利用を考えてみるのも良いでしょう。
SMBCモビットの2回目の申込でよくある質問
Q1. SMBCモビットの審査に落ちた後にすぐに再申込できますか?
Q2. 完済後にカードを解約した場合は再契約は可能ですか?
Q3. 2回目の申込と他社申込はどちらが良いですか?
- 実質年率 2.5%~18.0%
- 限度額 1~800万円
- 審査時間 最短3分
- 融資時間 最短3分
| 実質年率 | 2.5%~18.0% |
|---|---|
| 限度額 | 1~800万円 |
| 審査時間 | 最短3分 |
| 融資時間 | 最短3分 |
- 実質年率 3.0%~18.0%
- 限度額 1~800万円
- 審査時間 最短18分
- 融資時間 最短18分
| 実質年率 | 3.0%~18.0% |
|---|---|
| 限度額 | 1~800万円 |
| 審査時間 | 最短18分 |
| 融資時間 | 最短18分 |
- 実質年率 3.0%~18.0%
- 限度額 1~800万円
- 審査時間 最短15分
- 融資時間 最短15分
| 実質年率 | 3.0%~18.0% |
|---|---|
| 限度額 | 1~800万円 |
| 審査時間 | 最短15分 |
| 融資時間 | 最短15分 |