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カードローンをマイカーローンの代わりに使うとかは無謀すぎるのでやめましょう

カードローンをマイカーローンの代わりに使うとかは無謀すぎるのでやめましょう

カードローンやキャッシングについて個人的に思うことや、何だかんだ長くこのジャンルをやってきた中で知ったことを書いているのが、このブログのようなサイトのようなところ。

 

基本的にはカードローンの良い点や便利なことを書いていますが、今回は別です。

 

こんなカードローンの使い方はやめましょうという見方で、マイカーローンの代わりになるのかどうかという話です。

 

カードローンは幅広い用途で使える

カードローンで借りたお金は、個人が使うなら特に用途は限定されません。

 

生活に必要なお金なら

  • 食費や家賃などの生活費
  • 何らかの支払いの費用
  • 冠婚葬祭などの急な出費
  • 趣味にかかるお金
  • 物品購入にかかるお金

など、幅広く使えます。

 

申し込みの際には資金使途を選択する欄こそありますが、契約後の限度額内の利用においては、何に使うかなどはいちいち申告する必要もありません。

 

そもそもが資金使途の選択こそあっても、使い道を証明する必要もないのがカードローンです。

 

車の購入資金してもカードローンは使える

用途が限られないカードローンで借りたお金は、車の購入資金としても使えます。

 

ただ、カードローンで借りたお金で車を買うというのは現実的ではありません。

 

理由としてはいくつかありますが、大きなものとしては

  • 借りられる金額が大きくなりにくい
  • 借りられたとしても金利が高い

といったあたりです。

 

カードローンは基本的に少額を借りる商品であるため、初回契約時の限度額はせいぜい数十万円です。

 

それを消費者金融なら実質年率15.0%~18.0%ぐらい、銀行であっても年12.0%~15.0%あたりの金利で借りることになるので、車の購入に使うのはなかなか厳しいです。

 

中古車なら何とかなりそうですが、それなら中古車対応のマイカーローンで良くないですか?という話です。

 

新車購入をカードローンで何とかするのは無理すぎる

車の値段というのは年々高くなっています。

 

一昔前に比べれば物価自体が上がっていたり、軽自動車であっても自動ブレーキをはじめとする標準装備の充実化により、どうしても車両本体価格自体が高くなっています。

 

そこに最低限のオプションを付ければ簡単に150万円やら。

 

普通車を買うとなれば当然ながらもっと高くなります。

 

その金額をカードローンで借りるのは、最大限度額が大きな銀行であっても難しいでしょう。

 

カードローンでそれだけ借りられるならマイカーローンが使える可能性

カードローンは保証人も担保も不要であるため、利用実績があるまではどうしても少額融資が基本とはなります。

 

それでも車を買うだけの枠が初回で出るとするぐらいに信用がある、収入があるなら、マイカーローンで十分な金額が借りられるのではないでしょうか。

 

わざわざ金利が高い、融資枠も少なくなりがちなカードローンを選ぶメリットは、車の購入においてはほとんどないとまで言えます。

 

「マイカーローンよりカードローンがおすすめ」はありえない

カードローンをマイカーローンの代わりに使うとかは無謀すぎるのでやめましょう

 

車の購入において、マイカーローンよりもカードローンが優れているところを探すのは難しいです。

 

マイカーローンよりカードローンが優れている部分と言えば

  • 保証人や担保が不要で借りられる
  • 最短即日で借りられる
  • 用途が車の購入に限られない

といったあたりでしょうか。

 

しかしこれらは車の購入に限った用途であれば、特に意味を成しません。

 

保証人が用意できない人のための保証会社もある

保証人については、保証会社を利用することでなしとすることもできます。

 

販売店、ディーラーで組むディーラーローンの場合には保証人を立てることが多いですが、そもそもディーラーローンは金利が高いので優先して考えるものではありません。

 

その前に金融機関のマイカーローンを検討すべきですが、金融機関のマイカーローンの多くは保証会社を利用するので、保証人は原則不要とする場合が多いです。

 

担保にしても、ディーラーローンなら購入する車が、金融機関のローンなら不要です。

 

最短即日で借りなくても良い

消費者金融に限りますが、カードローンの大きな強みである最短即日で借りられるというのも、車の購入ならそこまで慌てる必要もありません。

 

どうしても今日に車を買わないとダメ、今週中には何とかしたいなど急ぎなら話は別ですが、そこまで急いで車を用意しなければならないケースは決して多くはありません。

 

じっくりと検討をしてからでも良いので、多少は時間がかかるマイカーローンの手続きも特には気になりません。

 

格安中古車をすぐ買いたいならカードローンもあり

手持ちのお金はないけど車検が残っててすぐ乗れる格安中古車を急ぎで買う必要がある、ということならカードローンもありです。

 

こういった限られた状況なら最短即日で借りられるカードローンもありです。

 

乗った後の整備などに不安はありますが、本命の車を買うまでのつなぎなら何とか頑張ってくれるでしょう。

 

手持ちのお金がない、これぐらいの車でいいからすぐ買いたいなら、カードローンも一応は選択肢に入ります。

 

購入資金の一部に充てるだけなら考えても良い

車の購入資金全額をカードローンで賄うのは難しいですが、一部として使うなら考える価値はあるかもしれません。

 

50万円程度の車を買う場合、自己資金で30万円まではよういできるけど20万円がどうしても足りない。

 

そんなときならカードローンで20万円を借りるのも悪くはありません。

 

ただ、ディーラーローンで必要になる場合が多い頭金をカードローンで用意する、というのは返済負担が重くなりすぎるのでおすすめできません。

 

足しとしての利用なら車の購入にもカードローンは使える

車を購入する際にかかるお金の足しとして、足りない分だけをカードローンで借りる。

 

そんな使い方ならマイカーローンよりカードローンの手軽さは役立ちます。

 

また、車購入後にお出かけ、ドライブ、生活費などでお金が必要なときも、用途に縛られないカードローンは便利です。

 

どちらにしても利用をするなら計画性が大事で、否定的な内容が多くはなりましたが、状況次第、利用の仕方次第では、車の購入においてもカードローンが役立つこともあるのです。

 

一言でいってしまえば、「ご利用は計画的に」というわけです。