Linux / ext4のファイル名・パス制限
本サイトは「このファイル名やパスが使えるか」を判定しません。掲載しているのは、公式資料に何が書かれているかの要約です。利用前に必ず原典をご確認ください。
区分: ファイルシステム
7項目ごとの状況
禁止文字
ファイル名に使用できない文字
NULと/のみ。ext4固有文書(admin-guide/ext4.rst等)に追加の禁止文字定義はない POSIX由来
shall not contain the <NUL> or <slash>
ext4固有の文書には「使えない文字」の一覧という形の記載は存在しない
出典: POSIX.1-2017 §3.170 Filename
確認日: 2026年7月26日
予約名
CON/PRN/AUX/NUL/COM1-9/LPT1-9 等、特別な意味を持つため使用できない名前
公式記載なし
CON/PRN等Windows型予約名の概念はext4には存在しないとみられる
出典: Linux kernel docs - admin-guide/ext4.rst
確認日: 2026年7月26日
ファイル名の長さ上限
ディレクトリを含まない、ファイル名単体の上限
255 バイト
file names cannot be longer than 255
オンディスク構造のname_lenフィールドが8ビット(__u8)であることからも構造的に裏付けられる
出典: Linux kernel docs - filesystems/ext4/directory.rst
確認日: 2026年7月26日
パス長の上限
ディレクトリを含む、パス全体の上限
{PATH_MAX}バイト(終端NUL含む、数値は実装依存) (単位: バイト) POSIX由来
may be limited to {PATH_MAX} bytes
ext4固有文書はこれを上書きする独自のパス長規定を持たない
出典: POSIX.1-2017 §3.271 Pathname
確認日: 2026年7月26日
大文字小文字の区別
大文字と小文字を別のファイル名として区別するか
既定は区別する。casefold機能(opt-in)を有効化したディレクトリのみ非区別。ディレクトリ単位で混在可能
enabled by flipping the +F inode
casefold機能を使うにはファイルシステム自体にcasefold featureが必要、と明記されている
出典: Linux kernel docs - admin-guide/ext4.rst
確認日: 2026年7月26日
Unicode正規化
ファイル名の保存時にNFC/NFD等の正規化を行うか
既定では正規化しない。casefold有効ディレクトリのみ比較時にCanonical Decomposition Form(NFD相当)へ内部変換。ディスク上のバイト列自体は元表記のまま(name-preserving)
normalizing the strings to the Canonical
この正規化は大規模ディレクトリのハッシュ(DX/htree機能)にも影響すると明記。casefold無効(既定)のディレクトリでは行われない
出典: Linux kernel docs - admin-guide/ext4.rst
確認日: 2026年7月26日
末尾のドット・空白
ファイル名の末尾にドットや空白を使用できるか
NULと/以外を禁じる規定はなく、末尾ドット・空白を禁じる規定もない POSIX由来
shall not contain the <NUL> or <slash>
ext4固有文書にも末尾ドット・空白の規定はない
出典: POSIX.1-2017 §3.170 Filename
確認日: 2026年7月26日
出典一覧
このページを引用する場合
本ページの情報を引用・紹介いただく場合は、ページ名「Linux / ext4のファイル名・パス制限」と情報確認日「2026年7月26日」をあわせてお示しください。当ページへのリンクは任意です(リンクいただける場合は https://www.conbu.jp/tool/filename-limits/linux-ext4.html をご利用ください)。
免責事項: 本ページはLinux / ext4を提供・管理する組織の公式サイトではなく、「このファイル名やパスを使ってよいか」を判定するものでもありません。掲載している内容は調査時点で公式資料から確認できた要約です。仕様は改定されうるため、最新の内容は必ず出典元の原典でご確認ください。詳細は免責事項をご確認ください。