このツールで確認できること
CSVは値を文字列として保存できますが、Excelで直接開くと、内容に応じて数値や日付へ自動変換される場合があります。本ツールは、Microsoftが案内している代表的な自動変換と、実務で誤変換につながりやすい形式を開く前に抽出します。
| 入力例 | 想定するリスク | 注意が必要な用途 |
|---|---|---|
00123 | 先頭の0が消える | 郵便番号、商品・会員コード |
1234567890123456 | 16桁目以降の精度が失われる | 注文番号、カード番号、識別子 |
1E9 | 指数表記の数値になる | 検体名、品番、遺伝子名 |
JAN1・2/2 | 日付として扱われる | 製品コード、分類コード |
12:30 | 時刻として扱われる | 比率、管理コード |
検出された場合の安全な取り込み方
元データを守るには、CSVをダブルクリックで開かず、Excelの「データ」から「テキストまたはCSVから」を使い、該当列のデータ型を文字列として指定する方法が確実です。対応するExcelでは、「データの自動変換」で先頭ゼロ、15桁を超える数値、E表記、日付化に関する設定も確認できます。
CSV上の引用符は区切り文字や改行を含む値を表すためのもので、Excelの自動変換を止める指定ではありません。変換された状態で上書き保存すると、元の値に戻せないことがあります。
判定には環境差があります
日付として解釈される順序や表示は、Windows・Excelの地域設定に影響されます。また、自動変換を無効にできる項目はExcelのバージョンによって異なります。そのため本ツールは「必ず変換される」とは判定せず、保護して取り込むべき候補を示します。
数式として実行され得る値(=、+、-、@など)の確認は、別のCSV数式インジェクション検査ツールを利用してください。
入力内容と共有について
ファイルと貼り付け内容はJavaScriptで端末内だけで処理し、サーバーへ送信しません。共有ボタンが作る文章にも、ファイル名、セルの値、検査結果は含めません。検査結果CSVは、結果表に表示された項目だけを端末内で生成します。
よくある質問
CSVをアップロードしても安全ですか?
本ツールではアップロード通信を行いません。選択したファイルはブラウザ内で読み込み、検査します。ただし、共用端末で結果CSVを保存した場合は、保存先の管理に注意してください。
検出された値は必ずExcelで変換されますか?
いいえ。Excelのバージョン、地域設定、開き方、インポート設定によって変換結果が異なります。リスク候補として確認し、必要な列を文字列として取り込んでください。
15桁の数値も危険ですか?
Excelの数値精度は15桁です。本ツールの精度損失判定は16桁以上を対象にしていますが、先頭ゼロがある場合や、計算しない識別子として扱う場合は、15桁以下でも文字列での取り込みが適切です。
Shift_JISのCSVにも対応していますか?
UTF-8、Shift_JIS(Windows-31J)、UTF-16 LE/BEに対応しています。自動判定で文字化けする場合は、文字コードを指定して選び直してください。
検査結果を他の人へ渡せますか?
「結果をCSV保存」で、セル位置、元の値、リスク、推奨対応を一覧にできます。元の値を含むため、機密情報がある場合は保存・共有先に注意してください。
確認に使用した公式資料
- Microsoft サポート:Excelのデータインポートと分析のオプション
- Microsoft サポート:先頭ゼロと大きい数値の保持
- Microsoft サポート:テキスト/CSVファイルのインポートとエクスポート
- Microsoft サポート:Excelの日付表示と地域設定
仕様確認日:2026年7月23日。MicrosoftおよびExcelはMicrosoft Corporationの商標または登録商標です。本ツールは同社の公式ツールではありません。