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SMBCモビットの増額審査に落ちるのはなぜ?増額できない理由と増額申込のリスク

SMBCモビットを利用していて、もう少し借入限度額を増やしたいと考えることがあります。

しかし、増額審査に申し込んだものの、残念ながら審査に通らなかったという声も少なくありません。

なぜ増額審査に落ちてしまうのか、その理由を知っておくことは今後の対策を考えるうえで非常に重要です。

自分がどの理由に該当するのかを把握することで、次回の審査に向けた準備にもなります。

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SMBCモビットの増額審査が初回審査より厳しい理由

SMBCモビットの増額審査が初回審査より厳しい理由

増額審査を受ける前に理解しておきたいのが、増額審査は初回契約時の審査よりも厳しくなる傾向があるということです。

これにはSMBCモビット側の事情と、増額申込を行う際の明確な理由があります。

一度下した判断を覆すことの難しさ

SMBCモビット側は初回契約時に、申込者の収入や信用情報を総合的に判断して適正な融資額を決定しています。

つまり、現在設定されている限度額は、その時点での返済能力を考慮した結果です。

増額を認めるということはこの判断を見直すことになり、短期間で大きな経済状況の変化があったと認められなければ、前回の判断が誤っていたことになってしまいます。

優良顧客には増額の案内があることが多い

本当に増額が適切だと判断される利用者に対しては、SMBCモビット側から増額の案内が届くことが多いです。

つまり、自ら申し込む必要がある時点で、増額の条件を満たしているかどうかは微妙なラインにあるとも言えます。

この背景を踏まえると、増額審査では利用実績や信用状況がより厳しくチェックされることが理解できるでしょう。

このような事情から、増額審査では初回以上に慎重な審査が行われることになります。

現在の限度額からより大きな金額を貸し付けることになるため、その点でも増額審査は厳しくなってしまうのです。

SMBCモビットの増額審査に落ちる具体的な理由

SMBCモビットの増額審査に落ちる具体的な理由

SMBCモビットの増額審査に落ちる理由は様々ですが、代表的なものとして7つの要因が挙げられます。

自分の状況と照らし合わせながら確認してみてください。

直近で年収が下がった

増額審査では、現在の収入状況が重要な判断材料となります。

初回契約時よりも年収が減少している場合は、返済能力が低下したと判断され、増額は難しくなります。

転職や勤務形態の変更によって収入が不安定になっている場合も同様です。

年収が横ばいの状態も、増額に見合うだけの返済能力があるとは認められにくく、審査通過のハードルは高くなります。

SMBCモビットの利用実績がない

契約はしているものの、ほとんど利用していない状態では増額の必要性が疑問視されます。

利用実績がなければ、SMBCモビット側は「増額しても実際には使われない」と判断する可能性が高いです。

また、定期的に借入と返済を繰り返すことで信頼関係が構築されるため、利用実績がない状態では正確な評価が難しくなります。

ほとんど利用していない状態では、現在の限度額に対しての返済能力も確認できません。

他社からの借入額が多い

SMBCモビットは貸金業法の総量規制の対象となるため、年収の3分の1を超える貸付はできません

この制限は他社の借入額も含めて計算されます。

すでに他社で多額の借入がある場合、SMBCモビットで増額できる余地がほとんど残っていないことになります。

例えば、年収300万円の方が貸金業者から借入れできる合計額は、最大で100万円となります。

お借入れは年収の3分の1まで(総量規制について)|日本貸金業協会

増額審査に落ちてから日が浅い

一度増額審査に落ちた後に、すぐに再申請しても結果が変わる可能性は低いです。

審査に落ちたということは、何らかの理由で増額が認められなかったことになるため、その状況が改善されない限り再度審査に通ることは難しいでしょう。

公式アプリやマイページに「限度額増額の申込」ボタンが表示されるかどうかが、増額申請の可否を判断する目安になります。

過去に返済を延滞したことがある

返済の滞納や遅延の履歴は、信用情報機関に一定期間記録されます

増額審査では必ず信用情報が照会されるため、以下のようなトラブルを起こしていると増額審査に通らない原因になってしまいます。

過去に複数回の遅延がある場合は、「返済能力に問題がある」と判断されやすくなります。

SMBCモビットだけでなく、他社のカードローンやクレジットカードの支払い状況も審査対象です。

SMBCモビットは信用情報機関のJICCCICに加盟しており、審査の際に登録情報を確認しています。

債務整理や自己破産などの経歴がある

債務整理や自己破産は、信用情報において「異動情報」として記録される重大な金融事故です。

これらの情報が残っている間は、新たな借入や増額はほぼできません。

債務整理後の完済から5年が経過していない場合は、増額審査の通過はほぼ不可能と考えてよいでしょう。

債務整理を行った場合は、完済してから最長5年間はその情報が残り続けてしまいます。

就職や転職をして日が浅い

増額審査では年収の額だけでなく、収入の安定性も重視されます

高収入の職業に転職したとしても、勤続年数が短ければ安定性に欠けると判断される可能性があります。

また、一定期間の休職歴がある場合も、継続的な返済能力に疑問が生じるため審査が厳しくなる傾向にあります。

勤続年数と審査への影響
状況 審査への影響
転職直後(勤続1年未満) 安定性が不足していると判断される可能性が高い
休職期間がある 継続的な収入に疑問を持たれやすい
勤続年数が長い 安定性が高く評価される

これらの理由に複数該当する場合は、増額審査に通過する可能性はさらに低くなります。

自分の状況を客観的に把握し、増額申請のタイミングを慎重に見極めることが大切です。

増額審査で特に注意すべき貸金業法の影響

増額審査で特に注意すべき貸金業法の影響

増額審査において最も重要な制約となるのが、貸金業法で定められた総量規制です。

この規制を正しく理解していないと、そもそも増額できる余地があるのかどうかの判断を誤ってしまいます。

総量規制とは何か

上でも触れていますが、総量規制とは貸金業者からの借入総額が年収の3分の1までに制限される法律上の規制です。

これはSMBCモビット単体の借入額ではなく、他社の消費者金融やクレジットカードのキャッシング枠も含めた合計金額で計算されます。

つまり、すでに他社で年収の3分の1に近い金額を借りている場合は、SMBCモビットで増額できる枠はほとんど残っていないことになります。

総量規制に含まれる借入と含まれない借入

総量規制の対象となるのは、消費者金融のカードローンやクレジットカードのキャッシング枠です。

一方で、銀行カードローンや住宅ローン、自動車ローンなどは総量規制の対象外となります。
※ 参考:貸金業法Q&A|金融庁

ただし、対象外の借入であっても、返済能力の判断材料として審査では考慮されるため、借入総額が多ければ増額審査に不利に働く可能性があります。

以下のツールで年収と総量規制対象の借入総額から借入可能額が簡単に計算できるので、不安な方は確認しておくと良いでしょう。

借入可能額かんたん診断

あなたの年収と現在の借入状況から、借りられる可能性のある金額の目安を確認できます。

※消費者金融やクレジットカードのキャッシング枠の利用分を入力してください

※この診断結果はあくまで目安です。実際の審査結果とは異なる場合があります。

収入証明書の提出が必要になる状況

貸金業者で借り入れる際は、一定の条件に該当する場合に収入証明書の提出が義務付けられています。

具体的には、SMBCモビットの限度額と増額申請額の合計が50万円を超える場合か、他社借入総額とSMBCモビットの希望借入額の合計が100万円を超える場合です。

個人が借入れをしようとする場合において、①ある貸金業者から50万円を超えて借入れる場合、②他の貸金業者から借入れている分も合わせて合計100万円を超えて借入れる場合、のどちらかに当てはまると、「収入を証明する書類」の提出が必要です。

年収を証明する書類とは|日本貸金業協会

収入証明書として使えるのは、源泉徴収票や給与明細書(直近2か月分+直近1年分の賞与明細書)です。

増額審査の場合は金額問わずに収入証明書が求められることがあるので、事前に準備しておくと手続きが進めやすくなります。

SMBCモビット以外のカードローンで借りる場合も同様で、例えばプロミスで100万円を借りるとなった場合でも、同じように収入証明書が必要です。

増額審査で確認される信用情報とは

増額審査で確認される信用情報とは

増額審査では、申込者の信用情報が必ず照会されます。

信用情報にどのような情報が記録されているのか、どのような履歴が審査に悪影響を及ぼすのかを理解しておくことが大切です。

信用情報機関に記録される内容

信用情報機関には、クレジットカードやローンの利用履歴、返済状況、申込履歴などが記録されています。

SMBCモビットの増額審査では、JICC(日本信用情報機構)やCIC(シー・アイ・シー)といった信用情報機関に照会が行われ、他社での借入状況や過去のトラブルがないかを確認されます。

信用情報で確認される内容
  • 現在の借入残高と借入先
  • 過去の返済履歴(遅延や滞納の有無)
  • 債務整理や自己破産の記録
  • クレジットカードやローンの申込履歴

年収やSMBCモビットの利用状況に問題がなくても、信用情報に問題があると増額審査に影響を与えてしまいます

審査に悪影響を与える異動情報

信用情報の中でも特に重大なのが「異動情報」です。

61日以上または3か月以上の延滞、強制解約、債務整理、自己破産などは異動情報として記録され、この情報が残っている間は新規借入や増額がほぼ不可能になります。

異動情報は完済や解決から最長5年間記録されるため、該当する場合は記録が消えるまで待つ必要があります。

SMBCグループ内での情報共有

SMBCモビットは三井住友カード株式会社が提供するサービスであり、SMBCグループに属しています。

グループ内のサービス利用履歴は共有されている可能性があり、三井住友銀行のカードローンや三井住友カードでトラブルがあった場合は、SMBCモビットの増額審査にも影響を与える可能性があります。

返済のトラブルだけでなく、審査に通りたいからと虚偽内容で申込をしたことがある場合には、その情報が共有されている可能性が考えられます。

信用情報機関に記録されている情報は、開示請求をすることで自身の情報を確認することができます。

しかし、グループ内の情報や自社情報は外部から確認ができないので、普段からトラブルを起こさないようにすることが重要です。

増額審査のリスクと注意点

増額審査のリスクと注意点

増額審査は限度額を増やすためのものですが、場合によっては予想外のリスクが発生することもあります。

申請前にこれらのリスクを理解しておくことが重要です。

限度額が減額される可能性

増額審査では、申込者の返済能力が改めて審査されます。

その結果、現在の限度額でも返済能力を超えていると判断されれば、逆に減額される可能性があります。

契約時より収入が減っている場合や、信用情報に新たな問題が発覚した場合などが該当します。

状況が悪化してからの増額申請はリスクが高くなります。

利用停止になる可能性

増額審査の過程で重大な問題が発覚すると、最悪の場合では利用停止になる可能性もあります。

上記のいずれかに該当してしまうと、増額ができないだけでなく、追加での借入もできなくなることがあります。

利用停止になると、残債の一括返済を求められることもあるため注意が必要です。

在籍確認が実施される可能性

初回契約時と勤務先が変わっている場合は、増額審査で勤務先の確認がされることがあります。

確認方法は申込内容や契約状況によって変わりますが、場合によっては電話による確認が必要です。

ただし、突然職場に電話がかかってくることはなく、事前にSMBCモビットから本人宛に連絡があるため、電話が困る場合にはそのときに相談できるようになっています。

原則、ご自宅やお勤め先へ確認のご連絡は行っておりません。
※審査を進めるにあたり確認が必要となる場合、事前にお客さまの同意を得たうえでご連絡いたしますので、ご安心くださいませ。

審査の際に自宅や勤務先に電話がかかってくることはありますか?|SMBCモビット

これらの各リスクを理解したうえで、本当に増額が必要なのか、自分の状況で審査に通る見込みがあるのかを慎重に判断することが大切です。

SMBCモビットの増額審査に落ちた場合の対処法

SMBCモビットの増額審査に落ちた場合の対処法

残念ながらSMBCモビットの増額審査に落ちてしまった場合でも、借入の方法はいくつか残されています。

増額審査に落ちた理由が総量規制や信用情報による影響でない場合は、他のカードローンでの借入を考えることもできます

ただし、総量規制による制限や、信用情報に問題がある場合は、他社での借入もできません。

期間を空けて増額を再申請する

増額審査に落ちた理由を分析し、その原因を改善してから再度申請する方法があります。

年収が増えた、勤続年数が長くなった、他社借入を完済したなど、返済能力が向上したタイミングで再申請すれば、審査に通る可能性が高まります。

ただし、状況が変わっていないのに短期間で再申請しても結果は変わらないため、少なくとも6か月以上は期間を空けることが望ましいです。

信用情報機関に記録される申込情報も6か月で消えるため、再申込による再申請は6か月が経過してからが望ましいです。

他社のカードローンを検討する

SMBCモビットの増額が難しい場合は、他社のカードローンへの新規申込を検討するのも一つの選択肢です。

煮た条件のカードローンでも各社で審査基準が異なるため、SMBCモビットの増額審査に通らなくても、他社であれば審査に通る可能性があります。

特に、SMBCモビットでの初回借入から6か月が経過していない場合や、急ぎでお金が必要な場合は、他社への新規申込のほうが現実的かもしれません。

SMBCモビットの増額審査と他社の新規借入審査の違い
申込 内容
増額審査
  • 一定期間(6か月以上)の利用実績が必要
  • 高い年収が求められる傾向
  • 審査に時間がかかることがある
新規審査
  • SMBCモビットでの利用実績は問われない
  • 安定した収入があれば良い
  • 審査は最短3分で終わるところもある

急ぎの場合は、プロミスのような審査が早いカードローンならすぐに借りられる可能性があります。

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クレジットカードのキャッシング枠を活用する

すでにクレジットカードを持っている場合は、キャッシング枠が設定されていればそれを利用する方法もあります。

ただし、新たにキャッシング枠を設定する場合は審査が必要になるため、時間がかかる点に注意が必要です。

また、キャッシング枠も総量規制の対象となるため、年収の3分の1を超える借入はできません。

ショッピング枠だけなら専業主婦でも作れますが、キャッシング枠は付けられません。

増額審査に落ちると焦ってしまうものですが、複数のカードローンに何社も申し込むのは避けましょう。

短期間に複数の申込を行うと信用情報機関に申込履歴が大量に蓄積され、かえって審査に通りにくくなる可能性があります。

自分の返済能力を冷静に見極め、無理のない範囲で借入を検討することが何よりも重要です。

SMBCモビットの増額審査でよくある質問

Q1. 増額審査の結果が出るまでにはどれぐらいかかりますか?
A. 最短即日で完了します。申込内容によっては回答までに日数がかかることがあるので、時間に余裕をもって申込をしたほうが良いでしょう。
Q2. 増額すると限度額はいくらまで上がりますか?
A. 年収や借入状況によって変わります。現在の限度額が10万円であれば、30万円や50万円までなら十分に可能性があります。
Q3. 増額案内が来たら必ず増額できますか?
A. 増額できないこともあります。増額案内を出す時点では詳細な審査をしているわけではないため、実際に増額審査を行った際に問題があれば増額審査落ちとなってしまうことがあります。
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