丸井の「赤いカード」という恐ろしいカードの思い出を綴ってみたい

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丸井 赤いカード

丸井の赤いカード。

もしかしたら今の若い世代の方々は知らないかもしれません。

丸井と言えば今はエポスカードですが、以前は「赤いカード」という名称のそれはそれは恐ろしいカードを、多くの若者が所有している時代がありました。

丸井に何か恨みがあるわけでもなく、赤いカード、エポスカードにも同じく恨みはありませんが、何となく思い出として綴ってみます。

服を買うなら丸井が鉄板だった時代

これから書く話は15年~20年ぐらい前の話。中の人の人生の一部です。

今ではユニクロやGUをはじめとする、ファストファッションブランドが数多くあります。

普段着としても恥ずかしくないどころか、多くの人がユニクロやGU、しまむらといったお店の服を着ています。

しかし一昔前はユニクロの服はダサい、ユニクロを着ている奴はヤバいみたいな時代もありました。

じゃあ服はどこで買うかってなると、多くのブランドがテナントとして入っている丸井なわけです。

これは、赤いカードという恐ろしいカードがあったからこそ、服を買うなら丸井ということになったわけですが。

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18歳から簡単に作れた丸井の赤いカード

エポスカードになった今は異なるはずですが、当時の丸井の赤いカードは本当に簡単に作れました。

というより、店員の赤いカード推しもなかなかのもので、丸井で何かを買って現金で払おうものなら、すかさず

「赤いカードないんですか!?すぐ作れますよ!」

と言ってきたものです。

20歳前後の若者、当時は今ほどネットも盛り上がっていないので赤いカードとは何なのかと店員に聞けば、お金がないときでもカード払いで買えば良い、代金は分割で払えば大丈夫とのこと。

少ないバイトの給料から丸井に入る高いブランドの服を買う若者には、まさに魔法のカードのように思えてしまうわけです。

セールがあればカードも作りたくなる

しかも丸井は定期的にセールを行います。

スパークリングセールってやつです。

お金のない若者は普段高くて数は買えない服を、大幅な割引価格でたくさん買えるチャンスなのです。

そのときに手持ちのお金がなかったらチャンスを逃してしまうわけですが、店員もそのあたりを猛プッシュするわけです。

「赤いカードを作れば今お金がなくても大丈夫ですよ!」

「分割払いにすれば無理なく払えますよ!」

と、まぁ嘘でも何でもなくその通りなのですが、こう言われると若者はホイホイと赤いカードを作ってしまうのです。

セール期間も何日かあるので、カードを作って後日にまた買い物に行く。

それで普段以上に服を買い込み、リボ払いの地獄へようこそというわけです。

赤いカードがあれば服は丸井以外では買わなくなる

ユニクロがダサい、丸井なら有名なブランドの服がカードを使って分割払いで買えるとなれば、服を買うのは丸井で固定されるようなものです。

商売としてもかなりうまくハマっているのですが、ハマりすぎてしまったがために赤いカードで苦しんだ方も多いです。

無理やり作らされたわけじゃなく自分で作り、自分で使ったので自業自得なのですが、それでもあの時代、スーパーガチで赤いカードは恐ろしいぐらいにハマっていたのです。

本当に恐ろしいのはキャッシング機能がついてくること

赤いカード キャッシング

赤いカードのショッピングで使ったリボ払いの負担もなかなかのものですが、赤いカードは20歳になるとキャッシング機能がいつの間にかついていたりしました。

もしかしたらカードを作ったときの同意等があったのかもしれませんが、だいぶ前のこと、ちょっと覚えていません。

ショッピングに加えて何か知らんけどお金が借りられるようになってると分かれば、若者はそりゃ借ります。

限度額があればあるだけ借ります。

しかもその当時はスロットが4号機でぶっ飛んでいた時代、消費者金融で借金を重ねてどうにもならなくなる人が続出していた頃です。

赤いカードでお金が借りられるようになっていると分かれば、借りないわけがありません。

赤いカードの金利もぶっ飛んでいた

赤いカードのキャッシング利用時の金利は、27.0%とグレーゾーン金利でした。

「そんな金利で借りるのが悪い」

「ショッピングだけで使えばいいじゃないか」

とかいう声、たしかにその通りです。

ただ、カードというのは恐ろしいもので、枠があれば自分のお金のように感じられてしまうので使ってしまうのです。

赤いカードもそうでした。

何も考えずに使って多重債務の入り口になる

あまりにも簡単にショッピングにもキャッシングにも使えた赤いカード。

そんな魔法のようなカードがあれば、計画性などなくぽんぽんと使ってしまいます。

それに加えて当時は総量規制ができる前です。

あーやばいわ赤いカード払えないわ

となれば、年収が低かろうが他社から借りてようが、消費者金融はすぐに貸してくれた時代です。

  1. 赤いカードが払えないから消費者金融で借りて払う
  2. 消費者金融が払えないから赤いカードでまた借りる
  3. 少しずつ借金が増えてさらに返せなくなる
  4. また他社から借りて払っての自転車操業
  5. そのうちパンクする

もともとはショッピングのために作ったはずだったカード。

それがまさかの借金でパンクをする原因を作ってしまうとは、恐ろしい時代でした。

赤いカードの取り立ては消費者金融より厳しいぐらい

丸井の赤いカードの恐ろしさはその作りやすさ、使いやすさだけではありません。

使いすぎて他社からも借りすぎて支払いが滞りがちになると、とにかくびっくりするぐらいのしつこい電話攻撃が始まります。

今は貸金業法によって必要以上の電話なども禁止されていますが、当時の赤いカードの取り立ては、

今日は払えますか?
今はお金がなくて…
それでも払ってもらわないと困ります
次の給料日には何とか…
そこまでは待てません何とかしてください

といったように、とにかく「今日払う」と言わないと電話が終わらなかった記憶があります。

終わらないので「払う」と言えば、オペレーターは「何時までに払えますか」とさらに詰めてきたり。

どうにもならないので途中で電話を切ってもすぐにかけなおしてきて、会社への電話なども普通にかけまくってきます。

当時、今はなくなったT富士やモビット(現:SMBCモビット)などもあった中で、一番取り立てがしつこかったのが丸井の赤いカードです。

カードを作るための入り口が広かった

赤いカードの作りやすさ

丸井の赤いカードを作るための入り口は、何も丸井で買い物をしたときだけではありません。

今でもエポスカードが「運転免許クレジット」をやっているように、当時も赤いカードを使った自動車教習所のローンがありました。

今でこそ普通自動車の免許を取る方は減りましたが、当時は18歳になれば自動車の免許を取るのがまだ当たり前の時代。

むしろ免許を取っていないとちょっとダサいぐらいの勢いがあったと記憶しています。

しかし免許を取るための自動車教習所に通うお金がないという場合、気軽に使えたのが赤いカードの教習所ローンです。

教習所ローンを組むと赤いカードが発行された(はず)

少し記憶が曖昧ですが、たしか丸井のカウンターで教習所ローンを組むと、赤いカードが発行されました。

ローンの支払いは赤いカードを使ってATMで行うのが基本で、そこで初めてクレジットカードを持つという方も少なくなったはずです。

丸井で買い物をした際にカードの勧誘があり、買い物をしていなくても教習所ローンを組むと赤いカードが作られるなどなど。

とにかく赤いカードというものは当時の若者には作りやすすぎたのです。

加えて「ゼロファースト」という消費者金融のカードもあった

これも書くとさすがに長くなりすぎるのでそのうち別で書ければいいかなと思いますが、丸井には赤いカードの他に、ゼロファーストという消費者金融ブランドがありました。

これもなかなか恐ろしいもので、丸井の赤いカードの支払いをするときにゼロファーストの紹介があるなど、多重債務になって当たり前だろというめちゃくちゃさです。

両方使えば返済ができなくなるのは当たり前。

その結果というか、別に赤いカードだけが悪いわけではありませんが、消費者金融からの借金が社会問題化してしまったわけです。

貸金業法が改正され、総量規制ができ、グレーゾーン金利がなくなり、今のまぁまぁ安心ができるカードローンになった、という流れです。

今でもエポスカードの紹介はある

昔ほどではないにしても、今でも丸井で買い物をして現金で支払うと、恐らくエポスカードの軽い紹介を受けることはあるはずです。

数年前の話になりますが、急遽コートが必要で丸井に立ち寄って適当なショップで購入した際、「エポスカードはお持ちですか?」的なことを言われました。

今でも同じことをしているんだなぁ、と。

まぁ当時の赤いカードに比べれば金利も低くなりましたし、総量規制もありますしで、エポスカードを作ってもそんなに支払いに困るということもないはずです。

それでも計画的に使わないと支払いが苦しくなるのは変わらないので、エポスカードに限らずですが、カードを使うなら計画はしっかりと立てなければなりません。

計画的に使えばどんなカードも便利になる

何だか赤いカードの丸井が悪いような流れになってしまっているので一応、最後に書いておきますが、どんなカードも使い方次第です。

ちゃんと考えて使えば手持ちのお金がないときには助かりますが、何も考えずに使えば支払いで困ることになります。

クレジットカードにしてもカードローンにしても同じなので、これからカードを使おう、作ろうとしている方は、使うならちゃんと計画を持って使うようにしなければなりません。

恐ろしいことにクレジットカードもカードローンも一度使うとクセになるので、そうならないように「ご利用は計画的に」を心掛けて利用をするようにしてください。

ごちゃごちゃした話になりましたが、うまくまとまった、でしょうか…?

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