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コロナの影響でお金が苦しいからとカードローンやキャッシングを使うべきではない

コロナの影響でお金が苦しいからとカードローンやキャッシングを使うべきではない

新型コロナウイルスの影響によって収入が減り、お金のやりくりが苦しくなったからと言って、カードローンやキャッシングでお金を借りてしまうことはあまりおすすめができません。

 

カードローンやキャッシングの情報を綴っている中で言うことではないかもしれませんが、そのような状況で借りてしまっても、返済ができる見込みがなくなってしまうためです。

 

返済ができないとなればさらにお金に困ってしまうことになるので、カードローンなどによる借り入れは慎重に考えたほうが良いでしょう。

 

影響がどこまで続くか分からない

2021年6月初旬時点ではワクチンの接種が始まっているものの、コロナ前の状況に戻るまでにはまだ時間がかかるものと考えられます。

 

収入が減ってしまった方もコロナ前と同じ状況に戻るかは分からず、そのような状況でカードローンでお金を借りてしまっても、今後に継続して返済ができるかが分かりません。

 

今はこういった状況なので消費者金融や銀行、信販会社も多少は返済の相談には乗ってくれますが、それでもいつまでも返済を待ってくれるわけではありません。

 

ある程度は引き延ばしても必ず返済はしなければならず、返済ができなければ信用情報機関に事故情報としての「異動」が記載されることになり、いわゆるブラックとしての状態で生活をすることになります。

 

信用情報はコロナ過が明けても回復することはなく、一定期間が経たない限りは情報は残り続けるので、こういったときこそカードローンやキャッシングの利用はよく考えるべきなのです。

 

困ったときのカードローンではあるけど

カードローンはお金に困ったときに助かる便利なサービスですが、それは生活に困ったというより、一時的にお金に困ったときに頼れるものに過ぎません。

 

冠婚葬祭が立て続けに入って手持ちのお金がなくなりそう、ちょっと使いすぎて給料日まで金欠だ、今月は少し使いたいことがあるからお金がほしいなどです。

 

しかし、今だけでなく今後もお金に困ることが考えられる、つまりコロナ過のような状況では、いつお金に困らなくなるかは分かりません。

 

少なくとも「今」だけでなく今後も、コロナが落ち着いて今までの生活が戻るまではお金に困り続けるかもしれないので、そのような状況で借りたところで何の解決にもならないのです。

 

それでもお金に困らなくなりそうなときまで何とか凌げるという見通しがあるなら、必要最低限の分だけをカードローンなどで借りるのも悪くはないかもしれません。

 

その場合でも借りるなら通常のカードローンではなく、消費者金融や銀行が用意しているコロナ過用のカードローンを使うなど、通常のタイプとは別のものの利用を検討する必要があるでしょう。

 

特別なタイプであれば金利が通常よりも大幅に低くなっていたり、一定期間は利息がかからないなど、いくらか返済面でも安心ができるようになっているのです。

 

まずは自治体などの貸付を考えたい

コロナによって収入が減って生活に困ってしまっているのであれば、カードローンやキャッシングより、自治体などが行う小口貸付を考えてみるべきです。

 

利用ができる方が限られていたり、申し込みから融資まで多少の時間がかかったりと消費者金融ほどの手軽さはありませんが、何より無利子などとにかく助かります。

 

コロナで収入が減って生活に困っている、来月はいよいよお金が足りなくなりそうといった場合には、お住いの自治体のホームページなどで確認をしてみてください。

 

こういったものも常にあるわけではなく、コロナが落ち着いてくれば当然ながら受付を終了してしまうので、困っているのであれば早めに見ておくべきです。

 

カードローンは収入が安定している方向け

コロナの影響でお金が苦しいからとカードローンやキャッシングを使うべきではない

 

カードローンはお金に困っているとしても、収入がない方ではそもそも利用ができません。

 

職を失ってしまった、休職となってしまったという方では利用ができず、今現在とこれからに安定した収入がなければ申し込み条件を満たせないのです。

 

無理やり申し込みをしても、残念ながら審査に通ることはありません。

 

そういった面で見ても、コロナで困っているときにカードローンという選択肢は「ナシ」なのです。

 

コロナでお困りの方にカードローンという記事

この記事に辿り着いた方は、Googleなどの検索フォームに「コロナ」や「カードローン」などのキーワードを組み合わせて入力し、検索をしてきたのだと思います。

 

これらのキーワードで検索をしてみると、中には「コロナで困っている方にカードローンは使える」のような記事が上に出てくることもあります。

 

こういったサイトや記事は、はっきりいって利用者のことは考えておらず、ただ単にカードローンを紹介しているだけのものです。

 

普通に考えればコロナで困っている、今後も困ることが考えられる、いつ見通しが明るくなるか分からない状況で、カードローンの利用を推奨するなどはあり得ません。

 

このサイトでも他の記事を見てもらえれば分かりますが、基本はカードローンの紹介を主としています。

 

その内容は各テーマに沿いつつ、適度なカードローン利用は便利ですよというスタイルですが、コロナで困っている状況の方にカードローンは使えるとはさすがに言えません。

 

普通に考えればそんなことはあり得ないので、そういったサイトや記事には注意をして、コロナで困っているところにカードローン返済でも困るということがないようにしてください。

 

カードローンは万能なサービスではない

消費者金融や銀行のカードローン、クレジットカードのキャッシングなどは、基本は担保も保証人も不要で借りられるので完璧なサービスに思えます。

 

お金に困ったときには頼っておけば間違いないぐらいの感じもしてしまうかもしれませんが、コロナ過のような状況ではむしろ頼れないとまで言えます。

 

頼ってしまうとさらに困ることが見えているので、そういうときは使うべきではないのです。

 

使うならコロナが落ち着いて、今までの生活が戻り、収入もしっかりと安定してきてからです。

 

今までの自粛ムードからも解放されて財布の紐も緩んでくるでしょうし、そういったときにお金を使いすぎて給料日まで持たない!というときに、カードローンは役立ってくれるのです。

 

今のような、コロナで苦しい状況が続くことが分かっているなら、カードローンによる一時しのぎは正直おすすめできません。

 

それでも明日食べるお金がないとかになれば別かもしれませんが、そのような状況ではそもそも審査に通らないという問題も出てきます。

 

困ったときに便利なカードローンも、今後に困ることが分かり切っている状況では、決して頼れるものとはならないという側面があることも知っておくと良いでしょう。